當麻寺
(たいまでら:奈良県葛城市當麻)
白鳳
時代に創建され、1300年以上の歴史を持つ霊場。
「當麻曼茶羅(国宝)」を本尊とし、日本最古の塑像・弥勒仏坐像(国宝)や
乾漆の四天王像(重文)など、数多くの宝物や建造物が国宝・重文に指定されている。
写仏
道場『當麻寺・中之坊』の格天井には、文化勲章・前田青邨氏をはじめ、
日本芸術院会員・上村淳之氏、東京芸大教授・中島千波氏など、
近現代を代表する画家の壮麗な板絵、150点がはめ込まれている。
この
「写仏道場」の鴨居には森大衛の扁額「龍游鳳戯」が掲げられ、
さらに10月1日(日)より、書として唯一森大衛の「極」が天井絵に加わりま
す。
それに先立ち、9月17日(日)に開催される「當麻曼荼羅 写仏の会」で、
先行公開されることが決まりました。(「写仏の会」参加の方のみ)
天井に上げない状態で間近に鑑賞できる唯一の機会となります。
少しでも近くで作品をご覧になりたい方は是非この時に。
10月1日〜11月30日の一般公開は、4年に一度の貴重な機会です。
「写仏・写経」を希望されない方は、この特別公開期間中しかご覧いただけません。
この機会にぜひご鑑賞を。
當麻寺・中之坊