書道なんて大嫌いです

しかしなぜそんなことを20年以上も続けてきたのか

それはある時 墨と筆で紙に文字を書く行為をしていながら

それとは全く違う次元へ入り込んだことを知ったから

嫌いだからこそ見えるものがある

作品解説はしません 主義主張もありません

そこにはあるがままの姿があるだけ

「冷静な思考」と「情熱的な感情」と「自然の摂理」の核融合

それが書をかく醍醐味であり

万物との魂の交信(バトル)です

                      森 大衛