HONDA BROS PRODUCT 2


▼ エンジン:ノーマル400cc、 WMスリップオンマフラー
▼ 足周り: フロント・ホワイトパワー強化スプリング
▼ その他:タンク塗装、 バーハンドル化
▼ 燃費:街乗り20km/L・ツーリング30km/L
▼ Myブロスの画像



1998年4月、富山市内の中古車屋さん経由で直接売ってもらう。
これが初めて買った中型二輪。当時は不人気車の部類で安かった;; しかし自分の琴線に触れるバイクが他に見当たらなかったのでこれで良かった。実際に乗ってみると 「これは素晴らしい!」と言える所は無い・・・が、デザインと足回り・エンジンのバランスの悪さが 何とも言えぬ良い味を出しており(馬鹿な子程かわいい・・)、結局2回車検を受けてまで乗っていた思い出深い一台となる。 カスタムと言えばバーハン化とブレーキパッド・ステンメッシュホース・マフラー交換 ぐらいだったが、これさえあればもう十分だった。

2001年3月、車を購入したため大学の友達に売却。(ホンダがリニューアルして再販してくれたらいいなあw)

ブロスは、アメリカンに搭載されるSOHC・Vツインエンジンを250cc並のコンパクトな アルミフレーム+プロアーム(片持スイングアーム)に載せた珍しい車体。 しかし、レーシーな外観とは裏腹に一般の400cc(53馬力)に比べると出力が低い(37馬力)。 逆に重量は164kgと一般の400ccに比べて約10kg程軽くなっている。ちなみに、PRODUCT One(プロダクト ワン) という650cc(55馬力)の上級車があった(400cc以上にマニアックだったのは言うまでも無い・・・)。

運動性能は悪くないが良くもない。 非力な上に足回りが中途半端。フロントがシングルディスクとかリアサスが非リンク式とか・・・。 しかし、軽量な車体とVツインならではの回転マス(車体を安定させようとするジャイロ効果)の小ささ が強力な武器で、ジムカーナみたいな小回りと一瞬の切り返しを要求される走りでは とても気持ちよく走る事ができる。

街乗り・ツーリングでは、Vツイン特有である低回転からのフラットなトルクと燃費の良さは とても重宝できる。 特に長距離ツーリングで実測30km/Lの燃費を叩き出すのはもはや異常w(お前は250シングルか!?)。 ただ、残念なのはラゲッジスペースが皆無で、書類と車載工具しか乗らなかった。

結論から言うと(?)、ただの変なバイク・・・。でも、今時の無駄に綺麗で機能満載のバイクに比べれば ずっと面白い。こんなバイクを世に出してくれたホンダに感謝!そしていつかこれ以上の変態バイクを 出して欲しい!!(コラ;


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