カブ製作記<第3部>
下準備!


大まかな部品が大体そろってきたので実際に組み付ける前の準備に取りかかる。
磨き作業(これがメイン。かなり疲れる・・・。)、
自家カンペ塗装(失敗が怖い・・)、
などなど、正にビンボー改の極地である!(爆)

・・・しかし、ここへ来て流用カスタムの恐ろしさを知る!! カブ系エンジン搭載車は年式によって同じ部分でも全然違う部品を使っている事が多い!! (しかし、ホンダがやる気十分だったという事の証なのだろう!) 買ってきた部品も年式や車体番号が分からなければ 使い物にならない事だってありうる。(オウシット!?)

そしてもう1つ大変なのが、新品部品で注文する物の互換性を 確かめるためにパーツリストで調べること。
品番を調べて、互換性を確かめ、さらに書き出してチェックする作業が また大変だった。(現在続行中。)

↓これです。ああ、頭が痛い。(笑)


作業状況
↓↓


〜3月26日


タイヤ交換!
まず最初にやったのはリアホイールからタイヤを外す事。 今まで合わせ式のホイールだったために作業方法が全く分からない。 1時間ぐらい格闘の後、空気入れ側からビードを外していく事を理解する。 (実際にはそうするらしい。) タイヤレバーをけちって安物で買ったために作業は困難を極める(笑)。

付いてきた古タイヤはもう使わないのでチューブが 傷ついても別に構わなかったが、実際再びタイヤをはめる時 には・・・・考えただけで頭が痛い。

後に、キジマのタイヤレバーを使ってフロントタイヤを外すが、 使いやすさが全く違う。さすが1500円と800円の違い!(爆) (ちなみに、1本5千円ぐらいするプロ用のタイヤレバーも あるという・・・。ちょっと使ってみたい。)

ホイールの内側は錆が多かった。でもまぁ1年だけ使えれば後はリッチに RKエキセルのアルミリムでも入れる予定。(貯金しておこう!)

ステッカーはがし!
この純正のステッカーはいつも痛い目を見せられる!!(マジで!!) あらゆる状況でも対応するべく作られた純正ステッカーは強力! ステッカー剥がし剤がほとんど効かない!

普通の市販ステッカーは加熱してしまえば「のり(接着剤)」がほとんど ステッカーと一緒に剥がれていったり、残っても ステッカー剥がし剤2回ほどできれいになる。 しかし、純正ステッカーは古ければ古いほど 固まってしまってはがしにくい。

実際に作業してみると案の定、剥がれにくい。 ガソリンかけてみたけどドロドロになって余計に作業しにくい(笑)。 片面のステッカーだけで完全に取り除くのに1時間以上かかってしまった。
ステッカー剥がし剤塗る→溶剤が接着剤に染み込むのを待つ(1〜2分)→ こそぎ落とす(全力)!!を10回はやってたかな・・・。 当然、塗装面は傷だらけ。再塗装するから別にいいけど、もし塗装面を保護したまま ステッカーを剥がす時は気が遠くなるほどの作業時間が必要 なのか?・・いや、もしかしたら業務用のすごく効くヤツがあるのかもしれない! いつか探さないと・・・・・。

純正のフロントフォークを外す!
もともとついていたカブ用のフロントフォークは不要なのでさっさと取り外そうと思ったが、 何かおかしい。1番上のロックナットの外し方が分からない。 ロックナットの周りが金属の箱で囲まれたような状態になっていて、 前と後ろに隙間程度のピンスパナ差込口があるだけである。上部は開いているのだが、 工具が合わない。仕方がないので正攻法だと思われる前後の差込口 から必死でロックナットを外そうとするが、硬くて開かない。 せっかく買ってきたピンスパナ(小:700円)も無駄になる。(泣)

結局、フロントフォーク(ステムと一体式)は別に要らないので ロックナットをドリルで破壊。(またか・・・。)

CD50フロントフォークを試す!
合うかどうかもよく分からないCD50用フロントフォークを試しに付けてみる。 ベアリングやレースの品番をチェックすると一応互換性が確認されたため、 あとは寸法の問題だけである。

結果としては十中八九ボルトオン!! 100%と言えないのは、上のベアリングレースの寸法がカブの物だと長すぎるのだ。 多分、CD用の純正の物と交換すれば一発ボルトオンのハズ!(多分。)

CD50風のフロントホイール?
貯輪庫で買ってきたCD50だと思って買ってきたホイールとブレーキパネルのセット をきれいに整備しておこうと思って磨いていると、・・・・何か違う。 そういや、貯輪庫に同じ場所で転がっていたCD50の様なフレームには 車体番号CD50−2×××××(現行のより1桁少なかった)とあったから てっきり同じ様な物だと思っていたが、似ているけど違う物であった。 そういや、メーターとヘッドライトももらって来たが、スピードメーターの目盛り が60を越えて70まで目盛ってある。もしかしたら現行型以前のヤツなのか? はうぅ・・・。

ハブはそのまま使えそうだから錆を落とす。 問題がブレーキパネル。形はそっくりなのだが、メーターの 取り出し口の形が違う。 取り出し口自体は12Vカブ(初期)の物そっくりなので多分ケーブル さえ取り替えれば「ポン付け」だろう!
それにしても、アルミの錆は厄介だ。どうしよう・・。 ま、いずれ現行用のを発注するから適当でいいや!(爆)

余談ではあるけれど、ブレーキシューはモンキーの物と寸法的にはほぼ同じだった。 実は、社外の強化ブレーキシューでCD50用と明記してある物が無いのである。
現行CL50やベンリー50Sに対応と書いてあるのにCD50 に対応していないのはおかしいぞ?(でも、実際の所、現行車の物と昔のCD50では やっぱり純正部品品番が違うのである。)
純正部品の品番から、現行CD50と12Vモンキー初期 に互換性があったから多分、社外のモンキー用ブレーキシューが付くのではないか と推測する。


〜3月31日

部品調達のページにもあったCL90のメーターを早速ライトケース兼メーターケースに 装着してみる。
ぽん付け!(笑)
ぬぁ〜〜!!さりげなく30年前のCL90の純正120km/hメーターを装備する!! いいねぇ!!(爆)

部品調達(3月5〜)にあった 6Vカブ用のシート(だったのか?)に12V用の取り付け用金具を合わせてみるとぴったり合うではないか・・・。 つまりボルトオン。ちなみに、金具の穴の片方は横に長い円になっていた。何か関係が有るのだろうか?

フロントタイヤを装着してみる。 まだこの手のタイヤ交換は経験が無いから重労働である。 フロントチューブは1本千円。リアはタフアップチューブなのでもっと高い。 破れたらどうしよう・・・・。
結局フロントは無事終了。

後日、リアタイヤの装着をする。リアチューブはタフアップチューブ(2200円) なので慎重に作業する。(結果、筋肉痛になった・・・。)
 それと同時にメッキリムに錆が発生していたので、落としてから メッキクリーナーで鬼のように磨く磨く磨く・・・・・。
↓作業中&作業後