カブ製作記<第4部> ■
リアスイングアームの塗装を開始する。
■ステアリングステム周りのベアリング等がそろったので試しに付けてみる。
下準備の時にカブ用のステアリングトップコーンレースのままだとステムシャフトの寸法が
足りなかったが、CD50用の物だとボルトオンでステム周りが付いてしまう!!
■
・・・で、ボール盤(8800円)とアルミ部材100×100×10(1330円)を購入。
・・・いかん!予算が限界に!(笑)いや、それ以前にアルミ部材
なんかどこのホームセンターに行っても見あたらなくて探すの大変だった!
★〜4月9日
■
フレーム塗装中。赤色です。ハンターカブCT110も、郵政カブも赤だもんね!
(黄色にしようか迷ったけどね。)
■
ハンドルストッパー完成。
■
学校が始まる前には完成させたかったけど、もう遅い!(笑)
予算も既に赤字!他の予算の積み立て金から回している所です(泣)
■そろそろ仕上げの段階に入ってきた。
ところが、意外と新品で揃える純正パーツの費用がかさみ、中断の危機である!(笑)
まぁいいや。ゴールデンウィークに遊ばずにバイトにでも行くかな。(意外とこういう時に限って
バイトが来なかったりする。)
■
旧CD50のフロント・ブレーキパネルに現行型のベンリーCL50用の
ブレーキワイヤーを付けようとしたら、パネル側のワイヤーストッパーの
穴が小さくて入らない。ああ、何てこった!
■
ナンバー取ってきました。89ccで登録してあるので黄色です。
2年半前に取ってきたナンバーから420台ほどしか原付2種が登録されていないようです。
少ないなぁ・・・。
■
メーターのライト関係が、6ボルトの物なので
12ボルトのバルブ(電球)を用意する。
現在の車両の12ボルトのバルブはウェッジベースバルブと言って
こんな形である。(写真の右)
■
塗装終了!!
車体を仮組みしてみました。いい感じです・・・。(ちょっと細いような・・・。)
★〜4月30日
■
地道に電装系の配線を作っていきます。(モンキーバハの配線をそのまま使う
ので長さが足りない所があったりする。)
■
そろそろエンジンを取り付けられるようになってきたので
エンジン周りの整備を開始。とりあえず、今まで付いていた強化クラッチ(滑ってた・・。(笑))
(ちなみに、強化の内容は、デイトナの
@アルミ軽量クラッチドライブプレートと
AFCCの強化クラッチ板で、
@は効果大で、アクセルのレスポンスが結構良くなった。
重量はノーマルに比べて約65%の軽量化(160グラム)。A
は、うーん・・・1万キロ走ってもクラッチ板があまり減ってないぐらいかな。
さすがノーマル比3倍の耐久性!)
をデイトナの1次側強化2ディスククラッチに交換。
これは、上記の@とAを組み合わせた1次側
のクラッチで、クランク軸に直付けタイプのクラッチです。
Aのフリクションディスク(駆動伝達板とでも言うべきか・・)
が2枚になり、より大きなパワーを伝える事ができる。
(1次側に対して2次側クラッチとは、ミッションのメインシャフトに
付けるタイプのクラッチで、クランクへの負担が少なく、レスポンスも良いが
高価である。6〜10万円)
■ついでに、軽量フライホイールを紹介。
■
その後、ヘッド周りのオーバーホール実施。燃焼室内はカーボンで真っ黒です。
■
エンジンが仕上がったので、先日揃えたカブのステップ周り
を組み付ける・・・・付かない!!
カブのステップは若干前に出ていて、それがクラッチケースカバーに接触
するのだ!!こんな事なら初めからCD用かベンリー用のステップにしておけば
良かった・・・。(今現在で3千円の失敗は痛恨である!!)
■
エンジンを載せて、マフラーやキャブの取り付け状態をチェックする。
・・・案の定、そのままでは付かない。
キャブは角度を変更するアダプタを付けてフレームとの接触を避ける。
マフラーが1番問題になった。やはり、モンキー用の取り回し
では駄目だった。(多分一部のマフラーはボルトオンだが・・・。)
仕方がないので、接触するブレーキペダルとセンタースタンドをどうにかしなければならない。
■
サイドスタンドはモンキー用ステップとスタンドの組み合わせだと、
車体が結構傾いたのでモンキーの10インチ用のロングスタンド(の外側に曲がった中古品)
を購入。多分真っ直ぐだと、車体が垂直に立って危なかっただろう。
微妙な曲がり具合でノーマルカブよりちょっと垂直に立つが、いい感じ
のサイドスタンドであった。
■
ハンドルのケーブル周りが、モンキーバハのハンドルレバーの取り付け口
と、ベンリーCL50のケーブル先端の形が違っていた!!
仕方がないので、2択に絞る!!まずはレバー側の穴を広げる!もう一つは
ケーブルを先端を削って無理矢理差し込む。・・・・
悩んだ挙げ句、後者を選択。ちなみに、ブレーキレバーとクラッチレバー両方
です(笑)。
削った後に、ワイヤーを実際にフロントブレーキ側に取り付け・・・・出来ない!!?
ブレーキレバー側のワイヤー長調整ネジが長いのでその分ワイヤーの長さが短くなって
ブレーキが掛けられないのである。
仕方がないので調整ネジを無効にして対処。何とかブレーキを掛けられる。
こんな事なら初めからレバー側の穴を広げておけば良かった・・・・。
その後、クラッチワイヤーを組み付け・・・・出来なかった・・・・・。
はい!千円が無駄になりました!!!!
(ホンダも休業中・・・・。部品の発注も停止中)
仕方が無いので、モンキーバハ用のクラッチワイヤーを
使ってみるとバッチリ使える・・・。オウシット!?
■
フェンダーレスのリア周りにどうにかして
ブレーキランプとウィンカーを付けなくては
ならないので、自作のフェンダーレスキットを
作ります。
とりあえず、2ミリの純アルミ板30×20センチ
を地道に金ノコで切っていきます。取っ手のグリップが悪いので、ずっと続けると途中で手が麻痺します(笑)。
■
左側のボディカバー内の状態です。
画像左のハーネスはエンジンから、右側の上は武川のCDI、下はDCパワーサプライ。
■
右側のボディカバー内の状態です。
バッテリーレスです!!(笑)カットされたリア周りと
合わせて、少なくとも1キロ以上の軽量化になります。
製作&組立!
←塗装前。
駄菓子菓子!だがしかし!よく見るとステアリングが90度以上曲がっているのである。
装着する前から分かっていた事だけど実際にここまでひどいと頭が痛い。
自作でハンドルストッパーを作るしかない。


ステムとストッパーの取り付け部は強度不足を
補う為に彫り込んであります。
(M6のボルト2本では強度不足)
エンドミルでザグリ面を
削りたかったのに、ホームセンターで売ってなかったので
ドリル刃で大まかに削ってその後、普通のドリル用砥石で地道に
削っていました。
アルミ粉が空中に舞い美しかった・・・(注!!アルミ等の金属粉は危険なので防塵マスクをしましょう!(笑))
出来ればもう少し綺麗に作りたかったけど、
時間と予算不足でこれでおしまい!
★〜4月14日
パネル側直径6ミリ、ワイヤー側直径9ミリ。
カブ(12V初期)のブレーキパネルも穴径6ミリだったから
カブ用のワイヤーを買うべきだったか?いや、長さが足りない。
仕方がないのでせっかくボール盤を買ったし、9ミリの穴を開ける。
←加工後
少しストッパーの肉厚が減った分強度が落ちていそうな感じ。でもまぁ
何とかなるだろう。(笑)
原付のナンバーの廃車・名義変更・登録は自分でやれば無料です。ショップにやってもらうと
結構手数料が取られるので・・・。
簡単なので詳しいことは市役所や町役場等に行って聞いてみましょう。
ナンバー収得後、自賠責の載せ変え(バイクが変わっても、前に乗っていた原付が
廃車になれば新しい原付に自賠責を載せ変えることが出来る。)をしに行く。
契約していた所の手続きが結構厄介だった。保険会社
によってはスムーズに済む所や面倒な所がある。
★〜4月23日
ちなみに、昔の6ボルトのバルブは普通の電球の形である。(写真の左)
しかし、今でも12ボルトの普通の電球の形をした
ものが市販されているのでそれと入れ替える。
(バックライト;6V/1.7W→12V/1.7W)
(ウィンカー点滅用?ライト;6V/3.4W→12V/3.4W)
電装系がバッテリーレスのモンキーバハの物なので
ニュートラルランプがちょっと特殊(2V/0.4W)
なのである。こんなバルブ普通には売ってないので
純正の物を流用する。
バルブとソケットで約千円近くでした・・・・。
↓ゴムのソケットを削ってむりやり差し込んで・・
一番右下のヤツがそれ。
・・・・あれ、そういえば
普通の電球でも、内部抵抗値さえ(2V/0.4W)
の物に近ければ、それが使えるのではないか・・・?
あ! あった。
これだと約(2V/0.3W)。あー損した!!!!
しかもフェンダーレス!(爆)
だって・・・、フレームはカブ・カスタム(言い換えるとカブ改(笑))
なんだし。リアフェンダーとバッテリーが無い分、軽量化が期待できる!
そしてツーリングの時にタイヤトラブルが起こったら即座にタイヤ補修が可能!!
さらに、雨が降るとずぶ濡れになるという!!(あれ?)
・・・ずぶ濡れにはなりたくないので樹脂の車種不明フロントフェンダーをカット
して装着するつもりです。

そのほかの電気系部品の配置をおおまかに決める。
■
そしてやっぱりヘッドライトには配線の長さが若干足りません(笑)
でもギリギリで入るのでカバー被せてそのまま装着予定。
ちなみに、普通のカブ等の遠心クラッチはディスクが2枚です。
←交換終了後
クラッチハウジング(クラッチの一番外側のカバー)の横に
軽量化か、あるいはオイル抜き用の穴が開いている。クラッチハウジングの中に
オイルが入りっぱなしだとクラッチが滑るのである。親切な設計だなぁ!

ホントは2次側のクラッチと5速クロスミッションを入れたかったのだが
お金が全くないので当分無理。(笑)


これは、スピードショップJUN(原付の専門雑誌モト・チャンプに広告があります)
にノーマルのフライホイールを軽量加工に出したものです。費用は5千円+送料です。
全体重量は100〜200グラムぐらい変わったはず。
たかが百グラムじゃあねぇ・・・。と思う人もいるかもしれないが、外周を切削してあるので
慣性モーメントはそれ以上に減るため、実際にレスポンスのアップが体感できる。
8千回転以上からシフトチェンジする時、ノーマルなら少し間をおかないと
回転が下がりきらないので非常に不便だが、このフライホイールと
軽量クラッチドライブプレートを使えば確実にシフトアップ時のタイムラグを
減らす事が出来る。
日常の使用で、発電量を減らさず、かつ、低速トルクを維持したいなら
是非お勧めしたいです。
出来るだけ汚れを落とし、各部の摩耗をチェック。
・・・前からだけど、カムに摩耗有り。(笑)
カブにもスーパーゾイル入れてみます。
仕方がないのでステップ位置をスペーサー
を噛ませて下げようとしたが、1.5センチの移動になるので
結局却下。挙げ句の果てにノーマルのモンキーバハのステップを
再び使う・・・・あれ、結構オフ車らしくてCT110みたいな感じになって良いのでは?(笑)
結果オーライ!!!

約、1.5センチバック、2.5センチダウン。

まず、ブレーキを強くかけると高さの関係で接触してしまうブレーキペダルを
削って叩いてマフラーと干渉しないように加工する、苦闘の末、約2〜3ミリの
凹をつける。

そして、センタースタンド。・・・・こいつを外せば確実に付くのだが、
いざタイヤトラブルが起こったときに必要なので、マフラーの位置を外側に移動。
もともとついていたステーの延長が必要になる。

★〜5月3日(11日・事後報告)
ははははははは!!あー、やれやれ。(結構レポート等で疲れてました(笑))
あー、やっぱり流用改は厳しいなぁ・・・・。お金無いのに・・・。
研削前
研削後
リアからのケーブル(ウィンカーやブレーキの電気系)は
ボディ内を通しています。これでキャリアを取ってもすっきりします。