黒松の葉すぐりと芽摘み 2001・04・25

葉すぐり後の樹高1m近くの大きな黒松です。庭木としては小さい黒松を3年前頭部を切断し
盆栽用にしました。これから年月をかけ、枝の充実・古木感を図り盆樹として見れるように!


葉すぐりは、その年に伸び出す新芽に、力をつけるために余分な葉を落とす作業です。
この作業は嫌いです。と言うのも軍手をしていても、葉がちくちくと軍手の隙間から手をさすからです。
葉すぐり前 葉すぐり後

芽摘み
は、作業としてはとても単純な作業だけに、すぐ疎かになりがちですが
その効果は大きく、枝の徒長を防ぎ、枝先の力を平均化させますので油断禁物
その結果、小枝の分岐が促進され、葉も小型になり、枝先が充実します。
ところでこの黒松の芽摘みをいつにするか迷いましたが
チョット早いが4月25日に芽摘みを行いました。
芽切りは今のところ一度にするか二度(短葉法)にするか迷っていますが
植え替えを行い本格盆裁にする事に決定。樹勢回復のため芽切りは一度にする予定


芽摘み前 芽摘み後
芽摘みをした新芽


その他の樹種の芽摘み


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