平成5年の『おわら風の盆』回想録 

              

今年は3月からの温習会にも参加せず、練習不足でした。7月に入り月末の7月30日、31日と今年

も『おわらNight』が企画され福島で開催、早速行った次第です。初日でしたが人手が多く大変な

賑わいでした。次週は8月6〜7日で6日が東町、7日が西町でした。どちらも行ったのですが、観光

客が多く大変な人込みでした。私はひたすら練習に専念、と言った感じで、感を取り戻すのに懸命でし

た。次週の8月13〜14日は親類のおばが来富したので、13日の夜、八尾を案内しました。2日間

とも上新町通りの、当番日でしたが、曳き山会館まえのステージでの舞台踊りがバッチリ見れて良かっ

たと思います。その後通りへ流して行きましたが、8時半すぎからポツポツ降ってきて残念でした。

その時、長瀬一郎さんの息子さん宅へお邪魔することができ、あつかましくも、いい機会とばかり、

大勢で上がり込みました。大変御世話になってしまいました。翌14日は中学の同窓会が20年ぶりで

あり八尾へは行けませんでした。さて、いよいよ20日から前夜祭の始まりです。

初日は今町。しかしながら、この頃風邪ぎみで体調すぐれず、30日までの間、出掛けたのは、

24日の西町、28日の東町、29日の下新町と3日間のみ。天候は22日と30日がよくありません

でした。

 さて本番は、9月1日、2日と耐えに耐え、3日午前1時を目指して八尾入りして、深夜のおわら

を堪能しようと計画。しかし1時でも人のまだ多いこと、びっくりです。下町から上がって、神社前

舞台は次から次えと各町内の若い衆男女が踊りを乱舞して、見ている人をほんと楽しませてくれま

した。

私もしばし立ち止まり三味線の栄さんと胡弓の藤原さんともすこし話しが出来ました。その後上えと

上がり何といっても、あちらこちらで、静かな町流しが行われているのが、印象的でした。

 特に諏訪町は先生方が多いせいもあって休みながら、午前4時半すぎまで続いていました。

その頃ポツポツと時折雨が落ちてきたため、お開きになったようです。3日夜は大型台風の影響で

大雨らしいとの情報で、なおのこと、今宵は力が入っていたようです。

 自宅に午前5時過ぎいったん戻り、3日は休暇を取っていましたので、午前中は寝て午後1時から

のど自慢へ。なんと3年連続で見にきています。午後からはずっと小雨が降りつづき台風が接近して

います。大型で強い勢力の台風と盛んにアナウンス。午後7時から交通規制が始まるので、のど自慢

終了後、下町の河川敷駐車場から出て、買い出して、小学校前の駐車場へ6時半に車を移動、楽に止

めることが出来てひと安心でした。