平成25年９月４日（水）の八尾町
９月４日 午前０時５０分 気温２１度 くもり
昨夕は雨で町流しが遅れて始まったようだ。
この時間、雨の気配は無くこのまま持ちそう。
最終日明けとあって警察の警備が厳しい。
午前１時 今年、天満町は始めてのおわらとなる。
ラストまでここを離れず楽しむことに。
すでに通りを流していたらしく、久婦須橋方向
から天満宮へと流してくる、まもなく休憩に。
天満宮鳥居前に縁台が並べられ、このあとは
隊形踊りか・・・。
なんとここで１時間余りの大休憩となった。
時間を持て余す青年団衆は無伴奏で四季踊りを
見物人に披露、みんな笑顔が素敵だ、何をやっても
楽しい、友情と絆が深まるおわらはやはり最高だ。
午前２時２０分 青年男女の踊りのあと、OG/OBによる混合踊りの
予定で演奏が進むがＯＧが踊りだしたのにＯＢ
がいないゾー・・進行しながら急遽のＯＢ参集で
そこは手馴れたもの、あわてない。ベテランならではの
息の合った？立ち居振る舞い、毎年恒例の見せ場
で見守る人たちが、皆ヤンヤヤンヤの声援。42分に
終了し休憩。
午前２時５０分 ここで表通りから静かな背戸道(裏通り)へ有志が
流すことに。三味線４人、胡弓１人、唄３人で。
暗く静かな小道に響く音色が東空に輝くオリオン座
星雲まで届きそうな心地よい時間。早足だったので
もっとゆっくり流し、聞かせてほしかったのだが。
ボンボリの灯る小路を下りるころには地方衆も増え
天満宮前で待つ町衆が出迎える格好に。そのまま
下手へ流す予定が、３時５分に一旦休憩へ。
午前３時１７分 天満宮前から総出で最後の町流しが始まる。
まずは久婦須橋方向の下手へ片車線を使って。
町内へ車は町中上手から下へ抜ける車が時折通る
ため交通整理をしながらの町流しだ。
通りを折り返し天満宮前まで戻って50分に一旦休憩。
午前４時２０分 整列し眼鏡橋方向上手へ流し始めるも、地方の音程
が再三揃わず10分程で中断。
午前４時４２分 再び元に戻って再スタート。この頃には東の空も明るく
なり始める。眼鏡橋で折り返し、ゆっくり天満宮の鳥居
をくぐり総出踊りの輪が出来上がる。歌い手が一通り
歌い終え、浮いたか瓢箪・・のお囃子の大合唱で終了。
午前５時半 ２年目の青年団長の３本締めと挨拶で今年のおわらを
締めくくった。今年で団長退任の発言あり。
お疲れ様でした。その後は恒例となった鳥居前での記念
撮影の後、散会となった。
午前６時 気温２１度 くもり
雲は多いものの晴れに近く明るい日差しがさしてきた。
早速、町内の清掃が始まり日常復帰だ。
帰宅後に見た地元新聞の記事では、約５万人の人出
だったと報じ、３日間で計２３万人となった。
平成25年９月３日（火）の八尾町
９月３日 午前０時半 気温２２度 くもり
初日、二日目とも無事演舞場での
公演は行われ、昨夕からは曇り空で
涼しい町となったようだが、所々に
水溜りも残っている。
午前０時５５分 鏡町衆のグループが町内を廻って
戻ってきた、そのまま公民館前へ。
午前１時 それを待構えていたかのように休憩
していた鏡町本隊は合流して、踊り手
を前に自町を出ていつもながら、上新町
西新町、諏訪町を下りて戻ってくる流し
の始まりだ。しだいに地方が合流し大人数
になってゆくのだろう。
午前１時１５分 上新町通りに出ると上新町衆がゆっくりと
流しながら下りてくる。新踊りを一人で魅せる
粋な着物姿の女性が前を往く。
午前１時３０分 西新町公民館前では、三味線、胡弓、唄の町衆
が音あわせ、他の地方衆を誘っている。
しだいに集まったものが町内を下りながら
流し始めた。三味線４人、胡弓２人、唄４人。
実に静かな通りは人影も少なく涼風が抜けて
行く。踊り場の辻から東新町へ抜ける。
午前１時４５分 東新町衆は自町を流していた。多くの人が付いている。
いっきに諏訪町本通りを下りて西町へ。
午前２時 西町衆は見当たらなかったが、今町衆が西町の
下手を廻る流しを少人数でしている。人少なし、静か。
下新町八幡社から地方、踊り子達が多数出てくる。
後で聞いた話によると、３支部の踊り子の競演を
やっていたようだ。(・・残念)
午前２時３０分 ようやく天満町に到着も様子が変だ・・・?閑散？
どうやら公民館近くの住人が急病で救急車が入り込み
騒動・・・踊りどころではなくなったらしい・・
自町流しを終えてこれから輪踊りの矢先、仕方なし。
自然散会となってしまい、お開きに。
午前３時 仕方なく再び上手へ上がる・・・。
下町、西町、諏訪へと歩くも人も少なく静か。
自町を１時に出ていた鏡町に諏訪町で出くわし、
そのまま付いてゆく。他町は静かなようだ。
午前３時５１分 鏡町衆は公民館前で円陣を組み、お開き、散会。
午前４時 くもり空だが星も見え、東の空には時折お月様も
見え隠れする八尾。気温２１時、井田川を渡る風が
とても涼しい。東の空が斑模様の黒雲で幻想的に
白みだす、夜明けが近い・・帰宅の途につくことに。
帰宅後に見た地元新聞の記事では、約６万人の人出
だったと報じている。
平成25年９月２日（月）の八尾町
９月２日 午前０時半 気温２２度 雨
零時前は雨が降っていなかったと思われるが
予報どおり雨雲接近でしだいに雨が・・・。
こればかりはどうにもならない。
自宅を出るときから時折小雨だったので気が
進まなかったが、雨の町中は閑散。
公民館前は混雑、家路を急ぐ人や踊り子が車で
迎えに来てもらう光景、浴衣の裾を端折って、
足早に帰る人など、無情の雨は容赦なく大勢の
人を簡単に動かしてしまうものだ・・・。
しばらく天候が期待できないと思いこちらも帰宅
するこことした。残念。おそらく３時過ぎには一旦
止むとは思われるが、各町とも公民館前から離れる
のは難しいだろう
今年の風の盆は雨に振り回されそうだ・・・。
今朝届いた地元代表新聞の記事では、初日は日曜日と
いうこともあり、約１２万人の人出だったと報じている。
平成25年９月１日（日）の八尾町
９月１日 午前０時 気温２３度 曇り
昨夕の激しい雷雨。台風の影響でフェーン現象の暑さも
少し和らいだ八尾の町だが所々に水溜り。
昨年と同じだ。天満町公民館前では青年団衆が出てきて
囃し立てるいつもの光景。風の盆の幕開けだ。
地方衆は・・・・・
午前０時１０分 静かな下新町、今町を抜けて東町通り、男女８人が
新踊りを平服で三味線３人、胡弓１人、唄２人で
上から下へゆっくりと流す。薄暗い通りだが人も
少ない。
午前０時４０分 諏訪町通りでは、ゆっくり下りてくる
三味線、胡弓、唄の三人衆。湿気のせいで音が狂いやすく
弦調が大変だ。
東新町衆も自町から踊り手を従えて下りてきた。
ツァー客以外の地元の人が多い感じだ。諏訪の通りも
ボンボリは灯っておらず暗い、常設の街灯のみだ。
午前１時１０分 上新町通りへ出ると若林グループ・・音が・・
午前１時２５分 さらに通りを下ると三味線３人、胡弓１人、唄２人の
上新町衆が流している。ここでも音の狂いに苦労・・
湿っぽいが少し涼しい。１０分程で休憩の繰り返し。
午前１時４５分 鏡町に下りてみた。二手に分かれて町内を廻っている。
若い歌い手が持ち唄を繰り出し本番初日の喉試しといった
ところ。それぞれ公民館へ。
午前２時０５分 西町は静か・・・・。東町へ抜けると数人で流す東町の
若手衆・・ここで雨がパラパラと・・・・
午前２時１０分 福島の大通りでは福島衆が流していた様子だが・・小雨。
午前２時２０分 帰宅の途につく事に・・・。
今日の日中も雨の予報で不安定な天候、そして気温も高く
つらい風の盆になりそうです。
