深夜のおわら風の盆 速報

平成26年9月4日(木)の八尾町

9月4日 午前0時50分 気温27度 くもり

     今年も最後のおわらは天満町と決め
     眼鏡橋から町へ入る。

午前1時10分 丁度、天満宮前から眼鏡橋方向へ
      
撮影クルーが前で撮影中 流し始めるところだった。どうやら
 撮影クルー用に三味線5人、胡弓1人、
 唄1人、囃子1人の構成。

 橋のところで休憩(1時25分)し、
 そのあとは、裏路地へ廻り、横小路を
 下りてくることに・・・
         (午前1時50分)

       天満宮前では、青年団ら踊り子が演舞の
       待ち、見物人も多数集まってくる。

午前1時37分  若手地方衆が境内の縁台にすわり、青年
        男子のかかし踊り、女子の四季踊り、そして
       恒例でもある踊り手OBによる3組の男女混合
       踊りがその場を沸かせると、決めのポーズで
       女子踊り子を抱き上げて、拍手喝さい!!

       
      何をどうやっても様似なるおわらは、やはり
      素晴らしいと感じた。日ごろの修練の成せる
      結果に相違ない。
      これは、その場で観ていないと解らないだろう・・。

       生暖かいやや強い風が、通りを抜けて心地よいが
       南風で昨夜より暑く感じる。

       各家の紅白幕が風にゆれ、次第にこの町のファン
       が集まりだす。 
       
       最後の町流しの時を待つかのように。

       通りは町内自主交通規制によりほとんど車は入らず
       静かだ。

       1時56分から2時45分までの長い休憩ののち・・

午前2時45分から3時2分までの間、再び青年団による舞台演舞があり
                      
観客を楽しませてくれる。笑顔がいい、

 美男美女揃いの青年団、

 今年最後の演舞となった。

 

午前3時25分  再開は町内の総流しとして、踊り子を前に、天満宮前
        から眼鏡橋方向上手へ、折り返して宮の前に戻るルート。
        多くの人が見守る中、静かな通りに、
 次々と唄われ、男子の力強い足踏みの音、
 しなやかな女子踊りの手しぐさが
 通りの先に進み行くさまは、至福の時〜 
 51分、宮の前にて一旦休憩。
 
 午前4時5分 天満宮前から下手、
 久婦須橋手前まで流してゆく。
       4時23分 休憩。

午前4時36分 再開、東の空がうっすら明るくなって来た。ゆっくりと
       その時が近づいてくる。2014年のおわらの終焉が・・

       

       天満宮境内で円陣、輪踊り、青年団衆は少なめだが、
       これも平日開催のためだと後で聞かされる。

       桐谷さんの全ての町の名前が連なる締めにふさわしい
       恒例ともなった唄で、最後に浮いたか瓢箪が・・・・

       すぐさま皆が中央に集まり、青年団長のお礼の挨拶、
       感極まる団長、いろいろな思いが交錯する時・・・

       そして、全員による三本手締めでお開きとなった。

       お疲れ様、そしてありがとう。素晴らしかった!
     
午前5時19分  青年団全員で恒例の集合写真撮影も行われて散会。

       すっかり明るくなった東空。南風やや強し、くもり27度。

       地元代表新聞の記事では、3日は、5万人の人出だった
       と報じ期間中で、合計約20万人の人手と発表。


平成26年9月3日(水)の八尾町

9月3日 午前1時 気温21度 晴れ

     天満町衆は自町廻り、公民館から上手へ
     町流し、前に踊り手数人、青年団は不在。
     天満宮前に戻ったところで、一旦休憩に。

 その後、再び下手へ流して折り返す自町流し。

 自主交通規制が実施されているため、
 進入車両もほとんど無く、また人も
 少なくて、静かな夜流しだ。



午前1時50分 天満宮前の横小路から裏路地を廻る夜流しに
      でる。三味線6人、胡弓2人、唄2〜3人、踊り手
      3人の縦に長い構成・・狭く薄暗い路地だが、
      趣きがあるルートだ。
      明るい通りへ出て戻った。午前2時22分休憩。

  


午前2時40分 地方は境内の縁台に陣取り、通りで隊形踊り。
       男子2名の男踊りに続き、女子2名の新踊り
       四季春夏、その後、混合踊りとなり終了。

午前2時56分 散会となった。


午前3時  十三石橋を渡る川風が心地よく、清流が激しく音を
      たてて流れる先の、福島支部に寄ってみた。

      橋の西詰めに福島支部の地方衆が流しに出るところ
      だった。唄手4、5人のうち、女性を含むベテランの
      歌い手が掛け合いの唄を5連首続けたのに感動。

      数年前に上手の支部で聞いた以来だった。
      最近は、めったに聞けない。

      ここも自主規制の静かな通りで、前に踊り手を数人
      そのまま福島第2区公民館前まで流して進み、午前
      3時30分に解散となった。


午前3時40分 晴れ、気温21度 涼しい八尾を離れた。

      今朝届いた地元代表新聞の記事では、昨日は
      約7万人の人出だったと報じている。
      昨年よりは少ないものの、夕方から夜にかけては
      やはり相当混雑しているようだ。

      いよいよ、あと1日となった・・・。


平成26年9月2日(火)の八尾町

9月2日 午前1時 気温21度 くもり

     昨夕は雨が降ったが、ほどなく上がったようだ
     涼しい町となって、平日で人も少なめ・・

     鏡町公民館裏から、階段を上ると、町衆の出を
     待つ人多数。間もなく鏡町本隊は、踊り手を前に
     流し始めた。

     上新町通りに出ると、若手衆が流しながら通りを
     下りてくる。祐教寺裏通りでは、若林グループが
     会館前の通りへ流してゆく


午前1時40分 西新町衆は自町を流している。静かで人も少ない。

     その後は、東新町・・閑散 諏訪町へ

 諏訪では本隊が下手から公民館前まで

 流してきて解散大勢の人だったが、

 やはり少な目か・・・

  その後は東町、西町、下町を下りる。

  天満町へ入ると下手から流して来たようだが、

  丁度お開き。

  散会となったのが2時45分だった。

午前3時  再度、東町まで戻り、裏路地を流す地方に付く。
           三味線3人、胡弓3人、唄無し。

 静かでゆっくり、付き人数人。
 休憩しながら30分ほど・・





午前3時40分 鏡町旅館北吉前通りを、上新町城岸グループ
       三味線4人、胡弓2人、唄2人 流してゆく。
      音の反響が素晴らしい。人も少なく静かだ。

午前4時05分 帰宅の途につく 気温19度 晴れ無風 涼しい 星が
       きれいだ

     今年の風の盆は不安定な空模様だが涼しい日が多そう。
     平日開催なのか、深夜の人出は、少なく感じた。

     今朝届いた地元代表新聞の記事では、初日は月曜日に
     もかかわらず、約8万人の人出だったと報じている。