深夜のおわら風の盆 速報


 平成27年9月4日(金)の八尾町

9月4日 午前0時30分 気温22度 雨

       小雨ながら雨は止まず、強弱を繰り返すような雨・・・・
       どうにもならない。こればかりは・・・
       今は雨雲レーダーがネットで確認できるので便利に
       なった。予測も少しはできるし。

午前1時 天満町支部は公民館内で、待機中。他の町も同じだろう。
      交通規制が解除され、街中は車が行き来するが、町内ごとの
      自主延長規制で、交通整理員を配置しているので、通りへの
      車の入り込みは、幸い少ない。

午前1時35分 公民館内での演舞披露となり、熱心に待っていた観客を
         公民館内に招き入れてもらえることに。約30人位だろうか。
         座れる場所の余裕があるくらい。

    

         男女の踊り、四季踊りなど一通りの隊形踊りで、観客からは
         拍手喝さいを浴びていた。52分までで一旦休憩に。

午前2時   雨が止み、数名の若手地方衆と青年団で通りを流すことに。
        天満宮前から、眼鏡橋方向に流し始める、途中パラパラと雨。

         
         

        町屋の軒先で凌ぐも流れ雨か・・・・すぐに止み、通りから
        薄暗い背戸道へ左折。地方衆を前に、後ろから男女の踊り手
        が続いてゆく。狭く暗い裏小道は、ある意味危険だ。
        雨が落ちても逃げ込むところが無いのだ・・・。

        裏道を抜けた小路あたりで、パラパラ・・・やばいゾ・・・
        雨粒が少し大きくなりかけた直前を察して、一斉に避難。

        幸いにも、家屋が・・庇に逃げ込むとで何とかセーフ。

午前2時30分
        やむなく雨による中断。公民館から待機していた役員が迎えに
        行くことに・・・・・ 次第に雨も強くなり、少し風も・・・・
        しばらくは再開できそうにない。

        結局、3時40分ごろまで、雨で中断となってしまった。仕方なし。

午前3時48分〜4時6分まで 

        雨も上がり、雨雲もレーダー上確認出来なくなった。再開である。
        天満宮境内に縁台を配し、地方もOK。青年団男女が交互に
        左右から進み、今年の締めの隊形踊りの仕上げだ。

    

       四季の踊り、男女混合に男子のストップモーション。いつも拍手喝采
       を浴び、みんなの顔もイキイキしている。

午前4時18分 今年最後の天満町総流しが、始まった。湿気で音程に苦しみながらの
          地方衆だが、雨は何とか持ちこたえている、薄っすら月も見え隠れ。

         眼鏡橋方向まで上がり、折り返し。片側車線を使ってゆっくりと流して行く。
         地面を踏み打つ男踊りも力強く、女子もあと少しの踊り納の時間を
         楽しんでいる。みんなの顔の表情が素晴らしい。

午前4時49分 境内入口に差し掛かったところで、一旦休憩。東の空が青白くなりだす。
          夜明けが近い。

       

午前5時5分 下手へ流しの再開・・・。雨上がりにより、空気がかなり涼しく感じられる。
         町内の人も、家から表に出てくる人もいて、最後のおわらに浸っている
         かのよう。久婦須橋手前で、踊り子が折り返り、いよいよ天満宮入りへ。
         明るくなって、最後部からは、締め太鼓も入りだした。

         踊り手がいつものように円陣となり、地方衆は、しずくの落ちる大木の下を
         避け、鳥居の付近に整列のスタイル。地方になにやら耳打ち
         していたのは、今年のおわら総代の事前の機転の効いた配慮だった。

           

午前5時45分 時折、落ちる雨粒にたまらず、最後の唄のあと、浮いたか瓢箪♪で
         今年のおわらを締めくくった。

         恒例の青年団長の、簡潔なるお礼の挨拶のあと、全員による三本締め
         で、散会となった。

     今年のおわら盆は、秋雨前線の影響で、雨が多く不安定な天候が続いたが、無事
     終了。街中は、早速、ボンボリの撤去と町内清掃が、始まり、普段の町に戻って行く。

          昨日の観光客の入り込みは、約6万人と新聞は伝えている。

         北陸新幹線開業の効果で、日帰り客が多かったようだと分析している。


 平成27年9月3日(木)の八尾町

9月3日 午前0時30分 気温22度 くもり

      薄い雲が月を覆っているが近づく雨雲が心配だ。

午前0時50分 天満町を下手から入ると、天満宮境内の
         長椅子に地方が座り、踊り手たちが通りに集まっている。

         正面の路肩はカメラや観客で埋め尽くされている。

          

        青年男女が四季踊りの舞台隊形のあと
        恒例のOG参加による混合踊りを行い、喝采を浴びている。

午前1時24分 ちょうど終わりになろうとするとき、雨がポツポツと降り出した。

    その後、小雨ながら雨は上がらず、地方衆も帰りはじめ、お開きに。

午前2時半  雨は小ぶりながら止まず、諦めることにした・

午前3時、 少し涼しくなった八尾を離れ、帰宅することにした。

       早朝、届いた地元の代表新聞の記事では、主催者の発表として
       約7万人と報じている。


平成27年9月2日(水)の八尾町

9月2日 午前0時30分 気温23度 くもり

      月が見え隠れする薄曇り空らがら
      雨は大丈夫そうな感じだ。
      昨夕方の雨で湿っぽい・・。

午前0時50分 鏡町公民館の裏手から階段を
      上って通りに出ると自町を廻って流してきたのか
    三味線5人、胡弓2人と唄衆を前にゆっくりと流してきた。
    若い歌い手の大きな通る声が、町屋に響き渡る。
    この町の胡弓は共弾くせず、一人ひとり交代で奏でる
    スタイルだ。しばらくして、公民館前にて終了した。

 西町通りでは、公民館前で青年団を見かけるも、そこを抜け
今町から下町を下って天満町へ午前1時8分に入る。
天満町は天満宮横の岡本邸前で休憩しながら、青年団衆が
踊り合せ。

午前1時37分 天満宮前から下手へ流し始めた。橋の手前で
        折り返し、上手の眼鏡橋手前まで。湿気で三味の
        音程がままならず苦戦の地方。
        小休憩のち午前2時18分から薄暗い背戸道へ
        入る。
午前2時30分 天満宮前まで来て休憩。
        その後、青年団衆は踊り足らず(笑)宮前で無伴奏
       で隊形踊りを披露し、少ない観衆にも応えている。

午前3時7分 天満町支部は散会した。

         下町、今町、西町も通りを含めて静かだ。

午前3時25分 上新町通りを上がると下りてきたのは、
          鏡町支部の本隊だった。ごうどうの坂との
          交差点で休憩に入った(36分)
          人もさすがに多い。ここに桐谷和茂氏も
          歌い手についていたようだ。

午前3時50分 そこから、桐谷氏と三味線1丁との二人で
          静寂の通りへ二人流し。まったく人気のない
          薄暗い通りを響き渡る声。祐教寺裏の路地は
          この時間最高の音場だ。
          他からの音もまったく遮断されたような空間に
          さまざまな歌詞が繰り出される、まさに至高の時だった。

         ごうどうの坂との交差点から祐教寺横を折り返し、
         鏡町へ下りて旧公民館前までを40分間、最高でした。

午前4時30分 そして散会の時。 
          鏡町もほぼ解散して、公民館も人影まばら。

      東の空は近づく夜明けで、青白く雲の帯が横たわり、井田川を
      渡る川風が心地よい。気温23度。帰宅の途につく。

     帰宅後、地元の代表新聞の記事には、初日の人出は昨年より
     1万人多い、9万人と報じている。
     北陸新幹線効果だろうか。


平成27年9月1日(火)の八尾町


9月1日 午前0時25分 気温22度 くもり

     昨夕の雨が乾いてきた道路だが曇り空が気になる

     天満町公民館から、青年団が踊りながら通りを
     上ってくる。
     三味線二丁が繰り返すおわらの旋律にあわせ
     て男女20数名ぐらいか・・・ その旋律で歌い手
     を誘い出すも、ポツポツと小雨が降りだす。

     公民館の軒下に入り様子見。その前では、
     青年団は囃し立てての元気のいいこと。
     しばらくして彼らは公民館裏の大通りへ。

     軒下では三味線二人と唄一人で再開。
     普段聞かない歌詞も飛び出して・・・・・・・・


午前1時7分ごろに散会した。

     車で上手の町へ移動。東町は公民館前の
     通りで、 西町も公民館の軒下を利用して
     踊り子が踊り楽しんでいる。


午前1時20分 鏡町公民館へ

     地方衆は公民館の中から演奏し、簡易庇を張り出して
     その下で踊り手が躍るスタイルをとっている。
     時折、ポツポツと雨が落ちたりやんだりの空模様だ。
     20分ほどして、一旦休憩。


午前2時30分 雨も上がり再開。公民館前から自町流し。
     後ろから踊り子が静かに、やや遅れながら付く。
     1周して、お開きとなった2時50分に少し雨が
     降り出した。


午前3時 帰宅の途につく 気温22度 雨

     今年も風の盆は不安定な空模様で天候が心配だ。