深夜のおわら風の盆 


令和元年9月4日(水)の八尾町 天候 くもりのち雨 21度

3日23時40分に新しくなった十三石橋を渡るときには、すでに
天満町からおわらの調べが大きく聞こえてくる。
井田川の川風が涼しい。天満町支部へ向かった。




午前0時    到着した天満宮前ではすでに輪踊りが行われていた。
         がしばらくして終了。小休憩となる。

午前0時17分 再会、舞台形式の踊りが始まる。女子・男子・恒例のOGの
         踊りがひと際人気を博していたが、残念ながらOBが入っての
         混合が無かったのが、残念だった。人は少ない方だが、
         変わらずの支持者人気の街だ。



午前0時42分 一旦、終了。浮いたか瓢箪で・・・地方も公民館へ
         しばらくは、休憩とみて、ここを離れて上手へ上がることにする。

    下新町は、八幡社の舞台前で、5〜6人平服で輪踊りをゆっくり楽しんでいる。



   通りすがりの観光客が足止めする程度で、静かな雰囲気。しばらく眺め、
   休憩したところで、さらに上手へ。

  今町衆は道路左端を一列で、町流し中。辻から公民館前まで来たところで、
  終了したので、そのまま東町通りへ。

  静かなところを見ると、さらに上手へ流しに出でいたのか(実際には出ていた)

  そのまま東町から諏訪町の方へ出てみる。さすがに混雑しいてる

  ここからは、いろんな町の集団が入り乱れ、混雑。上新町通りでも、
  いくつもの気の合う小グループが最後の深夜流し。
  古老の歌い手やベテランの踊り手など、この時ならではの流しだ。
  まさに、自分たちのおわらを楽しむ最後の時といった感じだ。

  諏訪町本通りでも、諏訪衆がOGの踊り手を従えて深夜の流し。


午前2時30ごろ 諏訪町通りを上がる三味線2人、胡弓1人のY氏一家が
          流してくる。残念ながら唄人なし。
          知人だったので、それについてゆくと、踊り手が
          編み笠を付ける準備をしながら合流。娘さんのようだ。
          先頭に1人の踊り手。ゆったりとした優美な踊りと、繊細な
          三味線・胡弓の音色が、諏訪の屋並みに響き渡る。
          このバランスが良くて、感動。見ている人も満足だったろう。
 
午前2時40分  生憎の雨がパラパラと落ち始め、速足で町屋に入る。
          ここで雨をしばし凌ぐもやみそうにない。

午前3時25分  ご主人の計らいにより、座敷にお邪魔して、座敷おわらに。
          他町の地方の方も交じって、三味線3人、胡弓1人、
          編み笠を被った踊り手2人の構成で、楽しむことに。
          唄が無かったのが残念であったが、無情の雨ゆえの
          座敷演舞。とてもいい機会を与えていただき感謝に
          たえない。約10分ほどの至福の時間だった。

午前4時半   遠雷の稲光や雨は止みそうにないため、小ぶりになった
         ところで雨傘をお借りして、諏訪通を下りることに。
         諏訪の下手まで来ると、雨も小降りとなり、そのまま、東町
         通りへ、静かだ。今町も、下町も雨だから、静かそのもの。

午前5時10分 天満町公民館内では、輪踊りが行われていたが、まもなく
         今年の締めがいつものように行われ、手締めの音頭が外まで
         聞こえる。傘をさして外から見守る人は,まばらだったが
         お開きとなった。皮肉なもので、その時には、雨も上がっていた。

  さて、今年は、短時間の通り雨がよくあり、不安定な天気ながらも、夜の初めごろは
  くもりベースであったため、おわら演舞場での演舞も中止することなくおこなわれたようです。

 日中は曇りベースで蒸し暑かったようですが、夕方から深夜にかけては、昨年より
 涼しいくらいだったのではと思います。3日の深夜から明け方も雨に見舞われたよう
 ですね。

  今年は、、初日は8万人、2日目は5.5万人、3日目は4万人の
  計17.5万人となり、天候の不順などでやや少なめの人出があったと発表されて
  いました。

  なお、私事、今年は仕事の都合もあり、1日から3日はおわらに出かけませんでした。

  今年は、2年ぶりにおわらに出かけましたが、速報という形式のレポートは難しくなってきました。
  すでにITの流れで、リアルタイムにライブ中継の高精細動画をYoutubeにUPしておられる
  方も多くいらっしゃいますので、楽しみな時代になってきました。凄い時代ですね。

  まぁ自分は、ボチボチ散策して楽しむこととしたいと思っていますが・・・・・・