Ｙ；山下達郎がお送りいたしておりますジャックスカードサンデーソングブック、毎年すっかりもう
　　恒例になってしまいましたが、竹内まりやさんをゲストに納涼夫婦放談。いよいよクライマックスで
　　ございますが、「Big Wave」のアナログ盤のプレゼント、申し込みたくさん頂きまして
　　ありがとうございました。そろそろ締め切らせていただきたいと思います。先週今週竹内まりやさんが
　　ゲストでですね、９月２２日ニューシングルがでます。「天使のため息」。これのプロモグッズ
　　プレゼント差し上げようと言う計画だったんですけど、まだ９月２２日なので、まだグッズの種類が
　　決められていないと言うきらいがございます。
Ｔ；グッズがね。そうですね。
Ｙ；ので、今回はいわゆるプロモ盤と言うのがあります。１曲入りの特別サンプル盤と言うのがありますが、
　　おっきいサイズのやつ。
Ｔ；おっきいサイズ。はい。
Ｙ；これを１０名の方に。
Ｔ；これにサイン入りで。もしかして口紅でチュ、なんて。
Ｙ；・・・バカ＾＾；
Ｔ；いらないか＾＾；
Ｙ；言ってろ＾＾；・・・どしどしふるって御応募ください。口紅はありません。
Ｔ；なし。
Ｙ；郵便番号１０２−８０８０、Ｔｏｋｙｏ−ＦＭ山下達郎サンデーソングブック
　　竹内まりやプロモ盤プレゼント、お書きになってふるって御応募ください。
Ｔ；御応募ください。
Ｙ；９月の中旬ぐらいまでお待ち申し上げております。お皿が出来次第お送りしたいと思います。
　　お便り色々頂いておりますが、まずこれ。
Ｔ；どうぞ。
Ｙ；北海道石狩市のワタナベカズコさん。先週お誕生日メッセージのあれしましたね。
　　「私の子供が二人、今年アメリカのサンタモニカ大学とオハイオ州にある高校へ留学いたしました。
　　　まりやさんも米国生活を送ったそうですが、アメリカでの学生生活はどんなものなのですか？また
　　　本人が落ち込んだ時になど、親としてどのように励ますのがベストなのでしょうか？教えて下さい。」
Ｔ；親としてどのように励ますかと言っても、彼女の方が親としてのキャリアは上だからきっとね、
　　私よりもよく御存じ。ただ、その離れているお子さんに対してですか。いや、あの、留学している時は
　　親とは本当に交流なんかないわけだから、そこでもう黙ってても成長すると思う。
Ｙ；ほっとけってやつですね。結論。
Ｔ；そう。だから自立心が凄く私も芽生えたから、凄く良い体験をなさると思います。
Ｙ；可愛い子には旅をさせろ。黙って見とれってやつですね。
Ｔ；そんな感じですね。あとひとつお便り。こちらは栃木県のワタナベタカノブさん。この方も常連ですか？
Ｙ；超常連です。
Ｔ；「まりやさんがこの番組に来ると、夏だなぁとか感じます。まさに歌う季節の風物詩と言う感じです。
　　　ところで、この番組ではウチで洗濯物をたたむ、とか、茄子が嫌いと言う達郎さんの素顔が明らかに
　　　なりつつあります。そこで、世界一達郎さんに詳しいまりやさんに質問です。達郎さんの口癖は
　　　何でしょうか。やっぱりお家でも『気は心』とか『走馬灯のように』（振り付け付きで）等と
　　　言っているのでしょうか。教えて下さい。」
Ｙ；んなわけねーだろ。
Ｔ；えーとね、達郎の口癖はですね、思い出しましたよ、私。「しょうがね〜な〜」ってやつとね、
　「めっずらしいね」ってやつね。
Ｙ；「めっずらしいね」ってのはヤンキー言葉でね、僕がクールズやったときに、ニューヨークでひと月
　　一緒にいたでしょ？あの人たちは何かと言うと「めずらしいね」。
Ｔ；ちょっとこう、巻舌でね。
Ｙ；「めずらしいね」。それ、褒め言葉でもあるし軽蔑でもあるし、いろんなこの、「めずらしいね」一言で
　　いろんなニュアンスが含まれる。
Ｔ；私が何かやったことに対してバカにしたい時は「めっずらしいね」って絶対言うんだよ。
Ｙ；だけどそれが僕から君へ行って、君からあの、例えば学校の父兄とかね、ママとかそういう
Ｔ；私も口癖になっちゃって。
Ｙ；なんか家にママ連中がお茶飲みに来て、全員で「めずらしいね」とか言ってる。どうなってんだ・・・。
Ｔ；（爆笑）私が広めたの。もうひとつお便り紹介しても良いですか。宮城県のワタナベサオリちゃんです。
　　「達郎さんこんにちは。私は中学三年の女の子です。家は私とお父さんが大の山下達郎ファンです。」
　　お母さんはファンじゃねえな。これは。（笑）「私がよく目にするのは可愛いＣＤジャケットの
　　　達郎さんです。本物の顔はあまり見たことありません。」（笑）
Ｙ；見なくて良いよ。
Ｔ；笑っちゃいけないね。＾＾；「私の想像だと少し短かめのジーパンに白のＴシャツ。ギターと
　　まりやさんを連れて海岸で弾いている、と言う感じです。」（笑）
Ｙ；ちょっと待って＾＾；ちょっと待って＾＾；；；；
Ｔ；「よかったらまりやさんの口からいつもの達郎さんの服装や家での素顔についてお聞きしたいです。」
Ｙ；妄想ってもんだよ＾＾；
Ｔ；いやー、でも彼女のイメージ私壊したくない。（笑）
Ｙ；（笑）
Ｔ；でも短かめのジーパンって言うのはちょっと当たってるかも知れないけど、白のＴシャツは着ないね。
Ｙ；作務衣で手ぬぐいはしてないからね。
Ｔ；（笑）でも、ポロシャツとかいわゆるシャツね。袖のある、は着てますけれども、「ギターと
　　まりやさんを連れて」うーん、違いますねー。うーん、でも、この「可愛いジャケット」っていうのは
　　きっと「COZY」のジャケットなんだよ。
Ｙ；ああ、なるほどね。
Ｔ；これをずっと見てた方が良いと思いまーす＾＾。サオリちゃん・・・。
Ｙ；さて、そんなことばかりやってると時間がどんどん経ちますんで、
Ｔ；あ、そっかそっか。はい。
Ｙ；先週「カラオケシリーズ」ってのやりましたね。
Ｔ；洋楽カラオケ。
Ｙ；あれを、本当に音が悪いやつを家でいじってたらですね、私、何年か前にやろうと思ってねボツったやつ。
　　自分で。これもほんっとうに洋楽カラオケなので音ひどかったのよ。こんなのやってもしょうがないと
　　思ってボツったんだけど、これをね、
Ｔ；またマスタリングして。
Ｙ；デジタルコンプレッサ入れると良い音になってね、これだったら使えるかなみたいなさ。もう行き掛けの
　　駄賃だからかけちゃおう、と。
Ｔ；何やったんですか？
Ｙ；Wichita Lineman。
Ｔ；いいじゃないですか〜。
Ｙ；グレン・キャンベル。
Ｔ；いいじゃないですか〜。ぜひ聞かせて下さい。
Ｙ；こういうの結構ね。山下達郎が歌う・・・
Ｔ；実はやりたいんでしょ？
Ｙ；いいややや、分かる？
Ｔ；分かるよ。
Ｙ；Wichita Lineman。

曲：「Wichita Lineman」　山下達郎

Ｙ；と言うわけで、カラオケのWichita Lineman。
Ｔ；うーん、なんか新鮮ですよね、やっぱり。他人のカバーをこういう形で聴けるって言うのは。
　　オケはなんであれね。
Ｙ；だけど途中のブラスがなんかシンセだとかいうのがちょっと嫌なんだよな。まあしょうがねえやな。
　　たくさんいろんな御所望がありますがですね、結構多いのが、「まりやさんのライブ音源聞かせて下さい」
　　これだと言うのがありましたらお聞かせください。
Ｔ；これだ！と言うのがないんだよ・・・。
Ｙ；徳島県のキムラアユミさん。いつもありがとう。柏崎市のササガワケンイチさん、この人もね、
　　あなた本当にあれだね。超常連しか選ばないね。
Ｔ；あー、そうですか？
Ｙ；「まりやさんは留学生活のせいか、お酒を飲むとよくキスをすると言う話がありますが、
Ｔ；どこでそんな・・・。全然ないよ。
Ｙ；そんな話ないよ。誰から聞いてんだお前？
Ｔ；全然ないよ。これ。和田アキ子さんの間違いじゃないのかしら？なんて。（笑）いや、でも、この間
　　ツアーの打ち上げの時にみなさんと盛り上がった時に、ドラムスの青ちゃんとかスタッフの方に
　　ほっぺにチュしてあげたから、その話に尾ひれがついてんじゃないの？きっと。
Ｙ；うーん、俺が紫色の窓無しカマロに乗ってたとかね、そう言う話になってるからね。
Ｔ；ねえ。
Ｙ；ひどいよね。だからあの、ほら、あの人が転んだって言うのが１５人ぐらい行くと車にはねられた
　　みたいになっちゃうのと同じだね。
Ｔ；伝言ゲームってやつだな。
Ｙ；この人は超常連なので、濃いいところしかリクエスト来ないんです。「まさか今日は『Desperado』が
　　かかったりして。ま、それでもいいのですが。」っていう。この辺の突っ込み方があれですけど。
Ｔ；渋いとこ突っ込んでますね。
Ｙ；だから「Desperado」かけちゃう。これはまりやがいちばん最後の、今の所の現時点でのラストライブ。
　　１９８１年。
Ｔ；１９８１年。厚生年金。
Ｙ；１８年前がラストライブだってよ！すごいよね。
Ｔ；そうですよね。
Ｙ；１２月の２２日。東京厚生年金会館。ここでの「Desperado」。
Ｔ；イーグルスのカバーです。

曲：「Desperado」　竹内まりや　1981/12/22　東京厚生年金会館でのライブより

Ｙ；１９８１年１２月２２日東京は厚生年金会館。最後のライブが１８年前。実に２６歳。
Ｔ；この曲歌ってる時点では、１８年間その後ライブやらないとは自分では夢にも思ってないわけ。
　　まーたやるさ、なんて思って。結局空いちゃいましたけど。
Ｙ；だけど、あれだね。声は変わらないね。そんなに。やっぱりアルトだから。アルトの人はそんなに
　　変わらないんだよね。僕なんかは全然この頃の声と違うからね。
Ｔ；ふーん。そうですかね？
Ｙ；高い声の人ほどなんか声質が変わって来る。
Ｔ；は〜、なるほどね〜。
Ｙ；名古屋市のサカビキバラマミさん、この方も超常連。
Ｔ；マミさん。
Ｙ；「今年行った達郎さんのツアーを御覧になって、私もライブやってみようかとは
　　　思いませんでしたでしょうか？まりやさんが最後にライブをなさったのはいつなのでしょう？
　　　全国ツアー実現することを期待してます。」
Ｔ；ありがとうございます。達郎のを見て、やるっていうことはまずないな。
Ｙ；何なん・・・＾＾；
Ｔ；達郎見るとやめよ−、って思う。やーめたって。（笑）
Ｙ；（笑）
Ｔ；でも、いつかやりまーす。本当に。
Ｙ；ま、計画はあります。一般的に言うと、「あります」って言うと「いつ？」ってことになるけど、
　　我々の「あります」は大瀧さん以上ですから。
Ｔ；そっか。（笑）真剣に考えてますので、お待ちください。
Ｙ；てなわけで、今年はこんな所ですね。
Ｔ；そうですね。
Ｙ；またあとは年末です。またクリスマス時期にですね、今度は年末夫婦放談。年忘れ夫婦放談。
Ｔ；その頃はアカペラのアルバムなんかで忙しそうですね。
Ｙ；そうですね。その頃には「ON THE STREET CORNER 3」が出てるでしょう。御期待ください。
Ｔ；私のアルバムも頑張らなきゃねー。
Ｙ；アルバム早く出したいですね。
Ｔ；ね。
Ｙ；その頃はだから、あなたのあれでしょ。レコーディングでもう、すごいでしょ。
Ｔ；大わらわ。
Ｙ；うん。
Ｔ；私も後半はもうずっと曲書きとレコーディングになると思いますんで。今年は。
Ｙ；そう言う感じですね。というわけで、先週今週と本邦初公開で天使のため息と言う９月２２日発売の
　　ニューシングル聞いていただきましたが、カップリング。
Ｔ；あ、そうだそうだ。
Ｙ；カップリングは三菱のDingoという車のコマーシャルで使われた曲でございます。
Ｔ；はい。メグ・ライアンさんが出てるやつね。
Ｙ；タイトルは？
Ｔ；タイトルは「ソウルメイトを探して」っていうんですけどね。
Ｙ；What is "Soulmate"?
Ｔ；ソウルメイトって言うのは、辞書を引くと「心の友」とか、「気心の合う友達」みたいな感じで
　　書かれてるんですけど、いわゆる「精神世界」みたいな所だと、なんかこう、「魂の伴侶」って
　　いうのかな、あの、こうほんとに運命づけられた出会いをする、それが男女であったり同性であったり
　　するんだけども、
Ｙ；小指と小指が赤い糸でってやつですね。
Ｔ；赤い糸だね、要するに。まあ、そう言うニュアンスで私は書いたんですけれども。
Ｙ；めずらしくデキシーランドジャズ仕上げという。
Ｔ；そうだね。生のブラスを入れました。
Ｙ；そう言うわけで、また年末でございますが、これも本邦初公開。
Ｔ；はい。
Ｙ；フルバージョンは本邦初公開。大和市ワタナベマユミさん。「私も志ん生さん達の出囃子が
　　聞きたいです。」と。この系統結構来てるんです。やりそうな感じがしますな。というわけでまた年末。
Ｔ；はい。
Ｙ；９月２２日発売、竹内まりやさんのニューシングルでございますが、ありがとうございました。
Ｔ；ありがとうございました。
Ｙ；またひとつ。もう次はアルバムまっしぐらでございますね。
Ｔ；そうですね。頑張ります。
Ｙ；頑張って下さい。
Ｔ；はい。
Ｙ；誰が頑張るか、と言う、そう言う問題もあります。
Ｔ；（笑）
Ｙ；と言うわけで、竹内まりや、９月２２日発売「天使のため息」。そしてこのカップリング
　　「ソウルメイトを探して」。


曲：「ソウルメイトを探して」　竹内まりや　1999

　曲とCMのあとはエンディング。