Y=山下達郎 T=竹内まりや
Y:山下達郎がお送りしております今年最後のジャックスカードサンデーソングブック、先週に引き続きまして
今週も竹内まりやさんゲストにすっかりお馴染みになりました「年忘れ夫婦放談」。今年は世紀末なので
「世紀末夫婦放談」でございますが、11月に竹内まりやさんゲストに、ライブアルバム「Souvenir」の
御紹介をした時にプレゼントの告知をいたしましたメモパッド、ピンバッジ、フォトフレーム、
各20名様。沢山御応募、まことに有り難うございました。
T:有り難うございました。
Y:厳正な抽選の結果、竹内まりやさん手ずから。
T:手ずから^^;
Y:よくわかりませんが。20名の方。まずはメモパッド。栃木県これは安蘇(あそ)郡って言うのかな、
モリカワヤスミツさん、いつも頂きますが、「ウチは酒屋なので、注文取りに使えると両親が
言ってます。」
T:メモパッドを。(笑)
Y:長崎市のニシダノリコさん、酒屋。(笑)酒屋の方が当たりますね。酒屋づいてますね。
T:(笑)
Y:久留米市のトミマスマサハルさん。「でも当たっても勿体無くて使わないかも知れないけど、
でも当たりますように。」お気持ちよくわかりますね。メモパッド、(この方々を)はじめ20名の方。
T:はい。そしてフォトフレームは千葉県のサカタアケミさん。そしてピンバッジは埼玉県のイデミナコさん
はじめとして全部で60名の方に。
Y:総勢60名の皆さん。
T:おめでとうございます。
Y:年明けになると思います。お届けにあがるのは。
T:待ってて下さい。
Y:さて、それでですね、先週も申し上げましたが、今回のプレゼントは、80年台の竹内まりやと山下達郎の
オリジナルアナログシングルでございます。もちろん、プロモーション盤でございますが。
T:でもこんなの、誰が応募すんのかなと思ったらね、結構来ましたね。
Y:甘いな。だって、山下達郎の番組だよ。
T:でも、たった1名ずつって少なくないかい?
Y:だから、3名ずつに増やしました。あまり多いんで。
T:(笑)3名ずつ?計6名。
Y:手持ちがちょっと少なくなるんで不安なんですけど、まあ良いやって。そんなの自分で翳してても。
T:太っ腹^^。
Y:最近YAHOOのオークションとかでとんでもない値段付けたりするやつがいるんで、タダでこういうの
出した方が良いだろうと。社会還元でございます。
T:もらった人がまたYAHOOに出したらどうする?^^;
Y:じゃあ、番号ふっとこ。何だよそれ。
T:(笑)
Y:山下達郎のやつは、「風の回廊」と「土曜日の恋人」と「GET BACK IN LOVE」。私、先週
「未CD化」と言いましたが、CDシングルにはなってるんですよね。それぞれ。だけど、アルバムには
入ってない。「土曜日の恋人」と「風の回廊」はB面のやつはアルバムにもCDにもなってない、とか
色々ありますので、よしなに。竹内まりやの方は、「もう一度」と
T:「駅」と「恋の嵐」。
Y:「駅」と「恋の嵐」。「恋の嵐」のカップリングの
T:「夜景」は、未…
Y:「夜景」と言うのはアルバムには入ってません。
T:あ、そっか。そうですね。
Y:今、CDシングルは全部廃盤状態なので、要するに、手には入らない、と。と言うことでございます。
T:はい。競争率高いけど、応募して下さい。
Y:それぞれ3名の方でございます。ふるって御応募下さい。郵便番号102−8080、山下達郎
サンデーソングブックの係。竹内まりやシングル、アナログシングル。山下達郎アナログシングル。
それぞれ3枚セットにして3名ずつの方に差し上げます。お待ち申し上げております。
もう半分来てしまいましたが、色々質問が沢山ありますので、なるべく、余りへ…、これがいいや。
香川県の丸亀市、スズエヒロキさん。「まりや様にお願いがあるのですが」
T:何でしょう?
Y:クリスマスなので、「まりや様」にお願い。「『マージービートで唄わせて』の間奏で、キーボードの
ソロの所をドレミで言ってもらえないでしょうか。」
T:なぜ?^^;
Y:「携帯電話の着メロに使いたいのです。よろしくお願いします。」
T:はい。レラソラソファミソミソミレドレラソラソラミソシラ、
レラソラソファミソラソミレドファソファラミミド、だったと思います。
Y:ちゃんとエアチェックしていただけましたでしょうか。
T:リズム悪っ^^;
Y:よしなに。それでですね、いつも竹内まりやさんが年末に来る時はカラオケのネタとか、デュオものとか
いろいろ作ってくるんですけども、今年はニューシングルが2月に発売になりますので、
T:忙しくてねー。
Y:忙しくて、レコーディングが忙しくて、そういう余裕がありませんでしたので、
T:ごめんなさーい。
Y:「有りもの」でリクエスト下さった方がいらっしゃいましたので、それでいってみたいと思います。
T:はい。
Y:だいたいデュエットものというと相場が決まっておりまして、エヴァリーブラザーズとかありますが、
Peaches & Herbという男女のデュオがありまして、この人たちのヒット曲で「For Your Love」
という曲があります。曲を作っているエド・タウンジェントというひとは、「サーフィス」という
ブラックのグループがありますが、あれのお父さんです。「For Your Love」リクエスト下さいました、
この方横須賀市の超常連、サンペジュンコさん、「私が主人と過ごした初めてのクリスマスの思い出は
2度目のデートだった。イブの夜、ホテルのロビーで先に待っていた私の前に、その時の私の年齢だった
22本の真っ赤なバラの花束を抱えて現われた主人に吃驚している私に注がれる周囲の人たちの視線が
とても恥ずかしかった、ということです。」
T:ふ〜ん、すてきな御主人^^。
Y:この御主人、この間ね、デパートで会ったんですよ。^^;
T:下着売り場で。
Y:パンツ買いにいったら、その売り場にいたんですけども。世の中狭い。そうか、あの御主人が22本の
バラを。こっちだってそういうのをおもしろがる権利があるだろう、と。(笑)
T:(笑)
Y:リクエスト頂きました。何年か前に作った、もちろんホームレコーディングなのでCDにはなって
おりませんが、「For Your Love」、竹内まりやと山下達郎のデュエットです。
曲:「For Your Love」山下達郎&竹内まりや 1997
Y:「For Your Love」でございました。時間がだんだん迫ってまいりましたが、小平市の
イシゼキケンイチロウさん。「まりやさんは昨年の夫婦放談でだじゃれをお話しになっていましたが、
お家やスタジオなどでもだじゃれを言っているのですか?」
T:しょっちゅう。(笑)
Y:「また、人を笑わせることはお好きでしょうか?」
T:…どうかな〜?
Y:「また、お好きな芸人はいますか?よろしければ教えて下さい。」
T:志村けんさんは昔から好きですけど、だじゃれはですね、私は昔から普段言ってましたら、
達郎にも移ってしまいましたね。
Y:私はだじゃれと言うものを最も嫌う人間だったんですよ。
T:「あれは芸として最も下等なものだ。」と、そう言って豪語している本人が、
Y:「今日はどこへ池内淳子?」とか言うようになっちゃったんですよ。しょうがないですね。
T:ねぇ。でも、だじゃれは楽しいよ。
Y:そうかぁ?^^;
T:楽しいよ。
Y:やっぱりあれだよねぇ。「あなた、この扇風機首が回らないわよ。」「当たり前だ。借金で
買ったからだ。」とかそういう、ちょっとひねったやつでないと。
T:古っ^^;
Y:オチというのは…
T:まぁね。
Y:もう一枚いけそうですね。福岡県甘木市っていうのかなこれ。ナガタリョウスケ君18歳。高3。
「今年もあとわずかになりましたが、この時期話題になるのはズバリ、『紅白歌合戦』です。お二人は
出られたことがあるのでしょうか。また、お呼びがかかったりしないのですか。毎年出なくても
良いような人ばかり出ています。」何かちょっとこれ、そこまで言うことはないんじゃないかって。
「達郎さんとまりやさんは出演されないのですか。」いかにも18歳らしい質問じゃございませんか。
T:素朴な疑問じゃないですか?
Y:声かかったことないですよ。
T:ないです、かねぇ?
Y:興味ないんですよ。我々は。こっちも興味ないし、向こうも興味ないでしょう。あなた、新人賞レース
やってる時とかって来なかったの?
T:どうなんだろうねぇ。記憶にないって言うか…。
Y:何だよ。他人事だね。まるっきりね。
T:すいません。
Y:しょうがねぇなぁ。まぁ、出ないでしょうね。一生。ああいうのは見るもんですよ。
T:そうですよね。
Y:全然、興味ないもん。はじめから。
T:(笑)
Y:そういう人間も世の中にいるんですよ。芸人でもね。デュオもので、エヴァリーブラザーズのものを
今まで何回かやってきましたが、結構リクエストを沢山頂いているんですけども、特に
「All I Have To Do Is Dream」を以前から沢山リクエストを頂いているのですが、なぜか、
マスタリングしたマスターがないんですよね。今日。
T:なぜでしょうか。
Y:わからないんだ。探したんだけどね、どこへ行ってしまったの、って言う。しょうがないからここで
やっちゃおう、と言うことになりました。
T:なりました^^;
Y:浜松市のイワヤマタカシさん、中野区のタカミジュンコさん、他沢山頂きましたが、ちょっと
見当たらないんです。こんなんばっかりだな、今日。それぐらい多いんですよ、今日。
T:はい。
Y:すいませんね。だから、
T:スタジオライブを。
Y:スタジオライブです。見栄張っちゃって自分でギター持ってきちゃったりしたんですよ、この人はね。
T:ところがね、ツメが長くて弾けないの。
Y:ひどいよね。はい、なので、デュエットソングの定番、エヴァリーブラザーズの
「All I Have To Do Is Dream」。ツメ伸ばしてギターをひいてるやつ。
T:ちょっと弾きにくいから、お聞き苦しいかも知れませんが。
曲:「All I Have To Do Is Dream」山下達郎&竹内まりや 2000(Studio Live)
Y:というわけで、大阪市のシライキョウイチさんっていうのかな。川口市のフジワラミチコさん。
どっかで聞いたことあるな。沢山頂きました。有り難うございます。「All I Have To Do Is Dream」。
さて、いよいよ20世紀も終わり。ま、20世紀20世紀って、実はそんなに興味ないんですけど、
2000年も終わり、2001年になりますが、この20世紀、2000年を振り返りまして、
竹内まりやさん、一言。
T:はい、あの、ほんとに、18年ぶりに、さっきも言いましたけども、ライブができたと言うことと、
まさかそのライブがCD化されるとは思ってもいなかったし、まあほんとに、私にとっては思い出深い
1年になりました。この番組を通していつも思うんですけども、この番組に寄せられる皆さんのハガキとか
感想の手紙を読むと、「性善説」が信じられると言うかね、皆さんすごいあったかいパーソナリティーの
持ち主だなってね、
Y:日本も捨てたもんじゃないよね。
T:そうそう、つくづく私はこの番組を通して、そういう思いが強くなって、音楽をやっている自分の、
音楽をやっていくことに対する生き甲斐みたいなのがこの番組を通して結構見出せるんですよ。だから、
本当に感謝しています。これからも頑張って、来年はぜひ、アルバムを出したいと思っています。
達郎さんはどうでしたか?1年。
Y:いわゆる、業界的な話になりますけど、レコード業界とか、そういうのを取り巻いてる状況は決して
良いあれじゃないね。やっぱり、日本を取り巻いている状況が悪いので、全部ね、影響は受けるん
ですけども、とくにやっぱり、「経営者」と呼ばれる人間のなんて言うかな、いい加減さが日本の全体的に
出てきて、そういうのに振り回され続けてここ数年間やってますので、決して楽に、お気楽にやっている
あれじゃないんですけどね。あんまりリスナーの皆様に聞いていただくような話じゃないんですけども、
逆に考えると、それのおかげで「このヤロー!」っつって、
T:頑張れる
Y:頑張って最近一生懸命仕事するようになったから、何が不幸で何が幸運なのかわからない、と言う。
T:ねぇ。
Y:そういう今日この頃ですが、おかげさまでなんとか2001年迎えられますので、良い正月迎えられそう
なので、来年もひとつ、よろしくお願いしたい、と。
T:はい。
Y:斯様に考えておるわけでございます。そんなわけで、来年の早い時期に竹内まりやニューシングル。
そして私もたぶん、ニューシングル出せそうです。
T:そうだね。
Y:それで、竹内まりやニューアルバムで、さあ私のアルバムでツアーはできるでしょうか、と言う感じで
ございますが、年末はやりたいんですよねぇ。
T:やってよねぇ〜。
Y:で、竹内まりやさんはツアーはどうなんですか、と言うことを言ってますが。リスナーの皆さんはですね。
T:ツアーとビデオに関しては、ちょっと考えましょう。
Y:ツアーなかなか難しいよね。
T:ねぇ。
Y:やりたい、というあれはありますが。そんなわけで、まだまだあれですけども、時間が来たようで
ございます。どうぞ皆さんよいお年を&メリークリスマス。今日の最後は竹内まりや
「THE CHRISTMAS SONG」、そして私の「Have Yourself A Merry Little Christmas」。どちらにも
リクエスト頂きましたが、これのメドレーバージョン、と言うのがあります。これをまとめて。徳島県
鳴門市のキムラアユミさん、こういううまいところをあれですね。大阪府枚方市のアサミヒサシさん。
超常連の方はこうつかみのうまいところでリクエスト下さるから名前が呼ばれる、と。うまいね。
他沢山頂きましたが、そろそろ時間でございます。
T:ありがとうございます。
Y:新春はお馴染み大滝詠一さんと「新春放談」。お楽しみに。2001年もサンデーソングブック、
何卒よろしく。それでは皆さん、
Y&T:メリークリスマス。
曲:「THE CHRISTMAS SONG〜Have Yourself A Merry Little Christmas」竹内まりや&山下達郎
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