行って来ました。中野サンプラザ。達郎さんのライブでは初めての遠征。
いやー、遠征した甲斐がありましたよ。非常に素晴らしいライブでした。
うまく言えないのですが、とにかく感動しましたです。
ツアーも半分を消化して、ボーカル、演奏共に円熟味を増していました。

ライブは「SPARKLE」からスタート。やっぱり、エレキのカッティングがかっこいいや。この曲。
ライブアルバム「JOY」で聴くのも良いけれど、やっぱり生だね。
「こんばんは、東京、ひさしぶり!」と第一声。中野でのライブは、1994年の「SINGS SUGAR BABE」
ライブ以来4年ぶりだそうで。

続いて、「DAYDREAM」。息をつかせる間もなく畳み込んで来ますねぇ。
MCでは、「クリスマス時期にライブをやるのは初めて。」とおっしゃっていました。多分、
もうやらないだろう、とも。

そして、「DONUT SONG」。イントロ部分では、「♪もう幾つ寝るとお正月〜」なんて歌ってみたりして。
そして、なぜか犬、牛、羊などの雄叫びまで。
もちろん、恒例の(?)、「ハンドクラッピング・ルンバ」もありましたよ。

続く「PAPER DOLL」。凄くクールで、かっこいい曲ですよねぇ。このライブで、
この曲の良さを再認識しました。そして、コーダ部分での佐橋さん、重実さんそして難波さんの
ソロの演奏が凄い!!
もう、圧倒されてしまいましたです。何度聴いても、感動しますねぇ。

MC。「今回のライブは、リハビリライブ。」「通常だと、ニューアルバムリリース直後のツアーは、
アルバムのプロモーションも兼ねていることが多いので、ニューアルバムからの曲が多いのがセオリーだが、
懲役10年のところを、7年で仮出所。自分がステージでやって気持ち良いものを中心に選曲してみた。」
とのこと。「でも、COZYからの曲を何かやらないと怒られるので、メロディーラインが気にいっている
この曲をお送りします。」

「群青の炎」。ハンドマイク片手にしっとりと歌い上げる。しみじみ。

「こぬか雨」。この曲、SUGAR BABEの思い出が蘇ってくる曲なんだそうで。
96年のシングル「愛の灯〜STAND IN THE LIGHT」のカップリングに収録されている
94年のSINGS SUGAR BABEライブバージョンとほぼ同じアレンジでやってくれました。

「夏の陽」。曲の途中で「ヘロン」の一節挿入。コーラスがすごくきれい!!

「風の回廊」。この曲もやはり、コーラスがいい。^^素晴らしい!!

「潮騒」。達郎さんのエレピの弾き語りで始まるこの曲、やはり名曲。思わずほろり。

MCのあと、恒例のアカペラコーナーへ。
23日は、「2daysの初日なので、セットのバラしがない」から、24日は、
「今日はクリスマスイブだから」ということで、1曲追加がありました。
追加されたその曲とは、「STAND BY ME」。16年くらい前に作ったのだけど、ボツって
そのままになっていたのを引っ張り出して来たものだとの事。以前にSSBの「わがままリクエスト」で
かかっていましたよね。それを生で聴くことができて、嬉しかったー。^^
「CLOSE YOUR EYES」は、オリジナルでは吉田美奈子さんがやっている「掛け合い」の部分も自分ひとりで
やっている「オール山下達郎バージョン」。これも、以前のSSBでかかってましたね。そして、もう1曲は
「CHAPEL OF DREAMS」。生アカペラの素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがあります。^^
オケテープをバックに歌い上げた「SMOKE GETS IN YOUR EYES」。最後のロングトーン、何度マネても
途中で息切れ。^^;;;達郎さんの肺活量、いったいどれだけあるんだ??
「WHITE CHRISTMAS」の2番が流れる中、バンドのみなさん再登場。そして始まる「クリスマス・イブ」。
この時期に聞くこの曲は、やっぱり格別ですよね。^^
24日はまさに「クリスマス・イブ」当日。クリスマスイブに「クリスマス・イブ」をライブで聴ける。
こんな幸せ、二度とないかも。^^

お次は「蒼氓」。達郎さん自身、この10年間に作った曲の中で一番思い入れがある曲なんだそうで、
思い入れたっぷりにじっくりと歌い上げます。
コーダ部分でいろいろな曲の一節挿入。

そして、「GET BACK IN LOVE」へ。アカペラコーナー前のMCで、10年前のライブ初日飛ばし事件の
真相発表(?)がありましたが、その原因ともなったこの曲のイントロ、さすがオリジナルを演奏している
難波さん、いとも簡単に弾いてらっしゃいましたね。このイントロを弾けなかったミュージシャン、
いったい誰なんだろう・・・。気になる。^^;

ミュージシャンの紹介を含めた長いMC。
どちらの日だったかは忘れましたが、ギターの佐橋さんの紹介を飛ばしそうになる一幕もありました。
佐々木久美さん、「元スクールメイツ」には、ウケました。^^

そのあとは定番曲のオンパレード。

「メリーゴーラウンド」。ドラムとパーカッションを同時にこなす青山さん。人間業じゃない・・・。
「JOY」のバージョンとは違って、後半のドラム&ベースソロはカットになってました。

「Let's Dance Baby」。クラッカー、忘れた・・・。TT
クラッカーを鳴らすタイミングは結構バラバラ。観客のみなさんにとっても、
実は「リハビリライブ」だった?

「Loveland,Island」。お馴染みの「拡声器」は健在。^^
24日は、「メリークリスマス」の一言付き。^^

ここで本編終了。以下アンコールへと・・・。

アンコール突入前に、プレゼントを渡す観客の列。
24日はクリスマスイブと言うこともあってか、プレゼントを渡す観客の列が
いつもよりも遥かに長かったです。その間、重実さんや難波さんが即興でクリスマスソングを演奏。
難波さんが「きよしこの夜」、重実さんが「もろびとこぞりて」だったかな?自信無し。^^;)

アンコール1曲目は「パレード」。
アンコールに突入しても、未だ衰えない声!終盤に向けて、ますます絶好調。

お次はメドレーで「Funky Flushin'〜硝子の少年〜BOMBER〜Funky Flushin'」。
2月の「伝説ライブ」でも披露されたメドレーですが、やはりナマで聞くと違いますね。^^
「硝子の少年」、Kinkiが唄うのとはひと味もふた味も違って、さすがの一言。

そして、やって来ました「RIDE ON TIME」!
これまたお馴染みの「脚立パフォーマンス」。ノーマイクでステージの一番奥から客席(2階席)の
一番奥まで届く声には、もう言葉も出ないくらい感動しました。
そして、意味もなく(^^;)登場する「銅鑼」。23日は鳴らすのを失敗したんで、
さらにシンバル(だったかな?)を鳴らしていました。24日は、ここでも
「メリークリスマス」の一言あり。

そして、オーラス「YOUR EYES」。コーラスのみのオケテープ+土岐さんのサックスをバックに、
しっとりと歌い上げる達郎さん。これまた、本当に鳥肌ものです。

トータルで3時間を超える、まさに「特盛り」のライブでした。
齢46歳にして、あれだけのパフォーマンスができる達郎さんって、本当にすごい!!
ミュージシャンのみなさんのグレードの非常に高い演奏、そして最初から最後まで全くと言って良い程
衰えを見せない歌声。達郎さん流に言うと、「おじさん元気」。
MCも、ラジオでの喋りをそのまんま持って来たと言う感じで、本当に面白いし。

曲目
SPARKLE
DAYDREAM
DONUT SONG
PAPER DOLL
群青の炎
こぬか雨
夏の陽(「ヘロン」の一節つき)
風の回廊
潮騒
<アカペラコーナー>
STAND BY ME
CLOSE YOUR EYES(オール山下達郎バージョン)
CHAPEL OF DREAMS
<ここまで>
SMOKE GETS IN YOUR EYES
(WHITE CHRISTMAS〜)クリスマス・イブ
蒼氓
GET BACK IN LOVE
メリーゴーラウンド
LET’S DANCE BABY
Loveland,Island
パレード
FUNKY FLUSHIN’〜硝子の少年〜BOMBER〜FUNKY FLUSHIN’
RIDE ON TIME
YOUR EYES(アカペラバージョン)
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