まぎれもなく同名映画のサントラ。
映画に出てきたほとんどの曲をカバーしているが、
なぜか『お前をはなさない』が収録されていない・・・。
| 曲番 | 曲名 | 解説 |
| 1 | シー・コート・ザ・ケティ | この映画のオープニングテーマと言ってもよいだろう。このオープニングからブル・ブラの魅力にとりつかれた人も多いと思う。かなり印象深いオープニングである。ジェイクのパワフルな歌声と、エルウッドの渋いハープがぴったり合っている。原曲は60年代半ばに活躍したカントリー・ブルース歌手の、タージ・マハールの曲だ。 |
| 2 | ピーター・ガン | 二人がエルウッドの住んでるホテルへ向かうときに流れてるのがこの曲。ブルース・ブラザースのもうひとつのテーマ曲と言ってもよいだろう。劇中では、ちょっとしか流れていなかったが、妙に印象に残ってる曲である。テレビ番組『ピーター・ガン』のテーマで、作曲はヘンリー・マンシーニ。 |
| 3 | ギミ・サム・ラブィン | ボブのカントリーハウスで最初に歌い、客からブーイングをくらう曲がこれ。なかなかノリのいい曲で、ついつい踊りたくなってしまう(笑。 原曲はスティービィー・ウィンウッドがスペンサー・デイブィス・グループ時代に作った曲である。 |
| 4 | シェイク・ユア・テイルフェザー | レイの楽器店でレイ・チャールズが歌う曲がこれ。店の前にいた人たちが突然踊り出すところがミュージカルっぽい。個人的にはかなり好きなシーンである。63年にファイブ・ドゥ・トーンズがヒットさせたナンバー。 |
| 5 | エブリバディ・ニード・サムバディ | ラストのライブで歌う曲のひとつがこの曲。このアルバムで一番好きな曲である。なんと言ってもノリがいい!そして歌詞もいい!!とにかく大好きな曲である。原曲はソロモン・バーグだかジェイクが曲の終わりに『ウィルソン・ピケットに捧げる』と言うことから、ブル・ブラの二人はピケットのバージョンが好きなのであろう。 |
| 6 | オールド・ランドマーク | 教会で牧師に扮しているジェームズ・ブラウンが歌うのがこの曲。ジェイクが『光を見た!!』と言って、突然光だすところがコメディ映画らしい。ジェイクの光るシーンは、なぜか印象に残るシーンである。 |
| 7 | シンク | ソウル食堂の女主人(アレサ・フランクリン)が夫(マット・マーフィ)に説教をするように歌いだすのがこの曲。女の客3人が突然ハモリだすところが笑える。アレサが68年にヒットさせたナンバーを取り上げたものである。 |
| 8 | ローハイド | ボブのカントリーハウスで『ギミ・サム・ラブィン』の次に歌いだす曲がこれ。エルウッドがボーカルをするところがエルウッドファンにはたまらない。原曲はもちろん同名TV西部劇の主題歌である。 |
| 9 | ミニー・ザ・ムーチャー | ラストのライブの時にブル・ブラがコンサート会場に来るまでの時間稼ぎにカーチス(キャブ・キャロウェイ)が歌うのがこの曲。なかなか渋い感じが結構好きである。この曲は彼の代表作のひとつで、昔日本でも評判だったとか。 |
| 10 | スウィート・ホーム・シカゴ | 『エブリバディ・ニード・サムバディ』の次に歌うのがこの曲。二人がパトカーから逃げるシーンにも使われている。ブルース・ファンにはおなじみの曲で様々なアーティストによってレコーディングされている。 |
| 11 | 監獄ロック | ラストをしめくくるのがこの曲。二人がジーパン姿で踊ってるのが妙に印象的。エルヴィスのヒット曲で同名映画のタイトルソングである。個人的にはエルヴィスのオリジナルのほうが好みである。 |