セヴン・チャンス

一応、あらすじを・・・。
ある商会の共同経営者であるジミー(キートン)は、詐欺にあい会社に多額の借金を背負ってしまった。この厳しい状況のなか、彼に驚くべきニュースが届いた。死んだ祖父が700万ドルという大金をジミーに渡すという、遺言状を残してくれたのだ。彼は、この金で借金をすべて返せると思ったのだが、700万ドルを受け取るにはある条件をクリアしなければならなかったのだ。その条件とは、27歳の誕生日の午後7時までに結婚をしろというものだった。27歳の誕生日は今日、つまり今日の午後7時までに結婚しなければ、ジミーは遺産を手に入れることが出来ないのだ。ジミーは前から好きだったメリーに求婚したのだが、遺産のことを話すと彼女は誤解してしまい、見事にフラれてしまったのだった。仕事仲間や弁護士にも協力してもらい、数多くの女性に求婚するのだがことごとく失敗するジミーであった。。そこで、彼の仕事仲間は、最後の手段として新聞で彼の結婚相手を募集したところ、何百人もの結婚候補者がジミーのもとへと集まったのであった。しかし、その記事がイタズラだと勘違いした結婚候補者は怒り狂い、ジミーを追いかけ回すのだった。果たして、ジミーは7時までに結婚し遺産を手にすることができるのだろうか!?
この映画はとにかく凄いです。すんごく驚かされました。何と言っても花嫁の集団に追いかけられるシーンは、口をあんぐりして観ているしかなかった。とにかく走る走る!!そして、車に飛び乗る、クレーンに掴まって高いところに上げられる、坂を転がり落ちる、川に飛び込む、有刺鉄線につこっむ・・・・、う〜んやっぱりキートンは凄いねぇ。とにかく彼は体を張ります、そんな危ないことして大丈夫なんか〜!?と、思ってしまうぐらい彼は凄いことをやってくれます。彼の映画を観ていると、本当に人を笑わしたいんだなぁ〜、と言うことがはっきりと伝わってきますね。そんなところが、バスターの隠れた魅力なのではないでしょうか。