我が家のムーちゃん
                                          home


                

  我が家のムーちゃんです。
    この子が我が家にやってきたのは、2000年の3月・・・約1歳です。
   その頃、13歳のなるミーちゃんというオスのトラ猫が我が家にいました。
   息子が友人から ”この猫、飼ってくれないか? オレ、引越しの為こいつ飼えなくなったよ。”
   と頼まれたのです。
   猫好きの我がファミリーを見込んでの彼の頼みです。
   一人暮らしの彼がとってもかわいがって飼っていた猫・・ノラちゃんにするにはあまりにもかわいそう・・・
   私の心がムズムズしてきます。
   とりあえず、その猫を我が家へ連れてきてもらった・・・が、運のつき!
   かわいくて、手放せなくなってしまったのです。
   しかし、先住のミーちゃんと仲良く暮らせるのであろうか・・・心配が頭の中を過ぎった。
   先輩のミーちゃんと新人のムーちゃん・・・どうなるのでしょうか?
   険悪なムードが続けば、かわいそうだけども、この猫は飼えない・・老猫のミーちゃんがかわいそう!
   だって、ミーちゃんは ”我が家の主” なんだもの。

   始めのうちは約3mの距離を置いて、2匹は暮らしていました。
   どちらかというと ミーちゃんの方がピリピリしていました。時々 ウーッ って威圧していたのです。
   エサを食べる時も ミーちゃんが先・・・新しい猫が近づくと怒ります。
   しかし、なんとか2匹は一緒に暮らしていけそうな・・・そんな感じがします。
   とにかく、飼ってみましょう! という結論がでました。

   名前を付けることになりました。
   私はもっとオシャレな名前にしたかったのに・・・
   ついでに 息子の次の言葉・・・”その次飼う猫は メメちゃんにしょうぜ!”
   エッ、じゃ〜その次は モモちゃんになるのか。
  
   ムーちゃん   オス  目の色はGreen  毛色はSilver Tabby   誕生日は 99年2月13日

   2匹は付かず、離れず・・というよりも、ムーちゃんがいつもミーちゃんの後を付いている感じです。
   陽だまりでくつろいでいる時も、ミーちゃんから2歩、3歩下がってムーちゃんはゴロンっとしている。
   ミーちゃんは私達によくじゃれ付いているけれども、ムーちゃんはちがう!

 
   日が過ぎていき・・・
   老猫のミーちゃんは目に見えて、老いていく・・・
   食欲も薄らいでいく・・・水さえも。
   何年か前は 7`も8`もあったのに いまは4`弱。
   かわいそうで・・かわいそうで、見ていられない!!
  覚悟しなければいけないときが近づいてきている。
  
  ミーちゃんは私の目の前で亡くなった。
  全く歩けなくなったのは、一日かな?
  ボケる事もなく、おもらしをすることもなく・・・
  私の愛しい・・・とってもいとおしい猫のミーちゃんはあの世へと旅立ってしまった!!
  最後に今までに見たこともないような顔でひきつけて、そしてグッタリしてしまった。
  私に ”オレは死んだんだよ!”って認識されるかのように 死んでしまった。
  ムーちゃんが来て、半年後の 2000年10月24日のことである。

  約半年間、ミーちゃんとムーちゃんが暮らした日々・・・
  ミーちゃんはムーちゃんにいろいろと教えていったのであろうか?
  ミーちゃんが亡くなってからは、ムーちゃんも変わった。
  あの気位の高かった猫がどこへいってしまったんだろう・・・
  私達にじゃれ付いてくる・・・戸が開くと走ってきて、お出迎い・・
  とってもミーちゃんとよく似てきた。
  もう私は寂しくはない!
  ムーちゃん・・・仲良く、暮らしていこうね!!