日ごろ考えている事など きままに綴ってみたいと思います

その1 「継続は、力なり」  最近つくづくそう思う。

気功の功は、毎日の積み上げの意味がある。
とやま社会保険センターから練功を共にやりアピア教室へ移った方々、
また滑川教室の方々(新川文化ホール時代を含めて) そのなかには今年で11年お付き合いいただいている方々もおられる
ありがたいことである。

指導方法も「身体からのシグナル・心地いいかどうかを自分に聴く」部分を核に、功法はいろいろと提案してきた。一つの功法で万人に合う功法はないと考えてきたから。11年お付き合いして頂いた方には、それなりの財産になっていることを願っている。
各人の好みに合わせ一つの功法をじっくり深めるのは、これからの課題になってくると思う。

最近ある受講者の方と話していて気付いたことがある。
「気功を継続してきて、いろいろなことが楽になってきた」 という発言を聞いた時のことである。
それぞれに病い・ストレス(家庭・職場)を抱えている訳だが、「自分自身と仲良くなり周りの人々・自然と仲良くなれば(大気功観へつながる考え方)どんどん楽になってくるのでは。」ということである。

以前に、「天の流れに逆らわず、流れに乗る方法として気功は、最適の方法だ」と書いたことがあったが、大気功観を養うために「自分と仲良くなる事が必要」であり、指導方法の核にした「身体からのシグナルを聴く」がまちがっていなかったという思いがし、嬉しくなったのである。
ただし、そのことがわかり気功を一生のものとして継続してもらえるように、指導方法や功法を考慮し、楽しく伝えることがより大切になっている訳でもある。
私自身も気を練り、感覚を研ぎ澄ませ、継続させる必要があるということになる。

大気功観とは
個人の健康と長寿だけを目的として追及するのではなく気功運動の修練を通して4つのレベルの高度の調和を求めんとするものである
4つとは
第一は人類の心身の調和であり、第2は人と人の関係の調和であり、第3は人と社会の調和であり、第4は人と自然の調和である               
  (「気功と環境」中国の雑誌です。その企画書の宣言文から一部抜粋


その2 「腰で語れるか?」  背中・腰での表現
 

気功や太極拳を練りこんだ方々の動きは、独特なものがあります。上虚下実になっていて、安定感が伝わってきます。ゆったりとした動きの中に気の昇降・開合が観えたりもしています。そして、特に背中・背骨・腰の使い方が素晴らしいのです。
13年前になるのですが、富山市にて上海の丁金友老師が陳式太極拳の表演をなさいました。それを舞台裏から拝見する機会に恵まれました。表演されている斜めうしろ姿を観ていたのですが、命門の使い方が素晴らしいものでした。客席から正面の動きを観る以上に得るものがあったと今でも思っています。
それ以来、いろいろな指導者の背中・腰の動きを参考にして練功して来ました。
命門の使い方(開合)・股関節のゆるみを練りこむことが、背中・腰の動きを作ります。背中・腰の動きは、功の積み上げによって出てくるものと思います。
初心者・経験者を問わず、「背中・腰での表現」すること・できるようになることを一つの目標に練功してください。
背中・腰の使い方で注意することがあります。それは、猫背にならないようにすることです。猫背は、「自然な感覚・違和感のない動き」ではありません。みぞおちと命門の開合とは別のものなので、結構違和感を生じさせ、違いが判ると思います。
更に「気沈丹田」と「丹田感覚」を練りこむこと。気沈丹田は、開合(みぞおちと命門の使い方)・股関節のゆるみをマッチさせていくことが必要になります。みぞおちがゆるみ、命門が広がることで気が丹田に沈みます。その時、股関節も軽くゆるみます。ここで、背中・腰で表現することにも一致してきます。

その事が、気沈丹田や丹田感覚の養成に繋がります。虚歩から弓歩に移る時、虚歩の足首の放松と意守丹田をやるようにしてください。前後・左右・ひねりのスワイショウをくり返し練習するときも股関節のゆるみと意守丹田を忘れずにやりたいものです。
この下丹田をじっくり練りこんでこそ、気功や太極拳の本当の実力(=功夫が身に付く)になってくると思うのです。

「気は挑戦する」(別冊宝島103)の中から出口先生の書かれた文を掲載させていただき、皆様への励ましにしたいと思います。

"中心である下腹部、丹田に気を感じていくことは、意外に容易なことではない。
いくら掌に気を感じることができても、気の発信源である丹田の感覚が育たないかぎり気の真の力を得たとは言えないのである。むしろ、丹田の気感を明瞭に自覚するようになってからこそ、本当の気のトレーニングが始まるとも言える
。"


中医学気功研究会
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