How to 救助(皆さんからの御指導)

インターネット上で救助方法について問い合わせたところ、次の回答を頂きました。
富山国体に活かし、選手に安心して参加いただけるようにしたいと思います。
更に気がついた事があれば御指導の程よろしく!

スピンが絡まったまま沈した場合
センターボードが抜けて完沈した場合
救助艇の配置

ウインドサーフィンの救助
国体でのクラス旗

スピンが絡まったまま沈した  アチャー


リハーサル大会ご苦労様でした。この大会に参加していた選手からも相談をいただいていたりして、風が強かったという話は聞いていました。強風時は救助担当の方々の存在は選手としては大変心強いものですから、大変でしょうが是非がんばって下さい。

沈起こしの件ですが、今の選手はまず基本的な体力不足が否めない部分がありますね。よく言われることですが、FJに乗るうえでどうしても選手の小型化が進んでしまう。という点は僕もその後470やシングルハンドに乗る事を考えると問題だと考えています。国体では新艇種が採用されましたが、IHなどでも統一が望まれると考えています。

フリーの沈でスピンが絡まってしまったときですが、僕はまず、起こしやすいようにスピンをしまうことを一番に考えていました。クルーに何とかしてスピンがしまえないかを試してもらい、それでもダメなようなら無駄に沈の時間を引き延ばす結果になってしまうので仕方なくそのまま起こすようにしていました。(体重がある方だったのでコツを掴んでしまうとだいたいはスピンを上げたままでも起こせた)ただ、やはりスピンを張ったままで起こすことができる選手は少ないので、何とかして、しまうことが必要だと思います。とにかくスピンセイルを小さくまとめることが何よりでしょう。国体に出場するくらいの選手ならある程度は何でもこなせると思いますので、シャックルキーを投げ入れてやり、ハリヤードを外してしまうのがベターではないでしょうか?(スピンは破れてしまう確率が高いでしょうが、救助が先決ですし) そうすればセイルに水がたまって起こしにくいこともなく、起こした後でまたはらんでしまって沈を繰り返すこともないですし。最終手段としてはハリヤードを刃物で切断することも必要かと思います。救助を必要とすると言うことは、そのレースを棄
権したわけですし仕方がないのではないでしょうか?

リハーサル大会よりは本大会の方がレベルが高いでしょうから自分達でどうしようもないという船は減るのではないかと思いますが・・・。

大したことも書けませんでしたが、以上参考になりましたでしょうか?
この件だけでなく、今後何かありましたら是非メールをください。
ありがとうございました。
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高木 順 (Jun Takagi) E-mail : jun-t@sannet.ne.jp
URL : http://www.page.sannet.ne.jp/jun-t/Lesson1/
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センターボードが抜けて完沈した  コラー!

JF1氏
脱落したスナイプのセンターを沈状態で挿し直すのは至難の業です。
流れ止めロープに繋がれたセンターがぶら下がっている状態で無理矢理起こすのもかなり危険が伴います。救助艇からからセンターへロープを取り、一旦センターを船から切り離した方が起しやすいです。完全におきた状態でセンターを挿し直すのが王道かと。救助艇でバウラインを曳いて風軸にたてる事は言うまでもないでしょう。男性2〜3人程度でサイドステイから取ったロープを引かないと13m/sの状況では起きないんでないかな。
まあ、センターが抜けてしまうような船を助ける必要があるかどうかも疑問ですが・・・。

関東スナイプ協会事務局
スナイプのクラスルールでは、沈をしてもセンターが落ちないようになっているはずですが・・・・・
センターが抜けた人たちの船はみんなルール違反です。
とはいっても実際に沈してセンターがぬけてしまったらどうしようもないですね。
多分一番いい方法は、まずバウに曳航ロープをつけてボートで風向に引きます(バウを風向に立てるため)そのまま沈したサイドステーにロープを掛けて反対側から引っ張って起こすくらいでしょう
半沈までおきればセンターを拾って挿しなおしておこすこともできるかも?
挑戦してみてください。多分難しいけど。

いわただでー
JF1さん。辛口ですね。まあセンタもやいのアイごと持っていかれて
しまうこともあるので,助けてあげて!!
ただ13mを超える風になったら,他の艇も沈しだしますから。
センタが抜けてしまった艇は,救助に手間がかかりますので,人員
救助の上アンカーリングできたらやって。ひとまず放棄して他の艇の
救助に向かう,という判断も必要なんでしょうね。(JF1さんより
辛口??) まずは人命一番でしょう!! [いわただで]


救助艇の配置

突然失礼します。大分前の投稿の様でしたが、セーリングフォーラムの質問を読みましたので、メールします。たしか、国体ヨットレースにおけるレスキューのノウハウでしたよね。私は、関東水域において、数年レース運営をしております。
で、私達なりのノウハウですが、まず、人命第一ですので、レース中であれ、命に係わる事であれば、何より優先するのは、当たり前だと思うのですが、レスキューを専門(マークボートを兼ねていない)としているボートに乗っている場合は、レースの観戦は二の次です。当たり前の様ですが、お祭り気分で手伝っている人は、よくやっております。これはしてはいけません。安全を確保できれば、レースはどうでも良いのです。で、そのボートのいる場所ですが、まあ、レスキュー艇の杯数にもよるのですが、全体の見渡せる場所が、良いです。どこかというと、レース海面、左はじと、右はじです。はじというのは、上へのレイライン上です。左は、トラペにしろ、オリンピックにしろ、マーク回航があるので、比較的、他の運営船やら、コーチボートなど走り回っているので、何かおきてもすぐに情報が入ってきます。反対に、右海面というのは、運営艇が少なく、情報が入りにくいです。ですから、右海面のはじに位置して、ワッチした方が良いでしょう。それから、沈艇の出やすい場所といえば、トラペなら、アウターループのジャイビングポイントと、アウターループの下マーク付近です。もちろ んこれは、インナーループも同じなのですが、とりあえずなにも無い場合は、コース内ですので、入りたくないという事と、何かあっても、マークボートや本部船がアンカーリングしたりしているので、とりあえずそれほど重要な場所ではありません。オリンピックコースでいったら、サイドマーク付近です。上マークは、1杯くらい位置していても良いところです。レスキュー専門で出れる船が何杯あるかわからないので、なんとも言えませんが、少ない様でしたら、全体を見渡せる場所、かつ運営船がいない様なところをワッチする事、船が多い様であれば、それプラス、海面のしも側で間隔をあけて待機。これは当然、沈艇は下に流れてくるという理由です。それでも船があまっている様でしたら、各マークでのワッチ。そして、実際にレース海面で沈艇がでた場合は、すぐ行かず、レース艇のじゃまにならない場所から、人が見えるか確認します。2人のりの場合は、1人は船底や、ガンネルに掴まっているのが見えますが、もう1人は水につかっている場合があるので、それを確認しに行く事が重要です。とりあえず人が見えていれば、問題ないという事です。しかし、それも長いこと起きない様な場合は 、体力の問題が出てきますので、近くにいって、監視した方が賢明です。遠目で見ている場合は、クルーの1人を指名して、その船をずっと見させておくと良いとい思います。さて、サバイバルな状況になってきた場合は、レスキューボート同士、逐一連絡を取り合い、俺はあっちの船を見るとか、君の船はあっちに行って来れなどと、連絡をとりあい、無駄のない動きをしなければなりません。2艇で同じ動きをしても無駄です。クルーもまた同じで、全員が同じ船ではなく、手分けして、人の確認をするなどをしたほうが良いです。そして、最悪は船を捨てさせ、人のみ拾う事です。その状況で船はどうでも良いので、ひろったら、すぐ次の船を救助する事です。曳航をしてしまったら、もう動きがとれませんので、その状況をほかの船に伝え、ここで船が流れているから、そっちで拾ってくれという事も出来ます。決して、自分の船で拾わなくても手はあります。なにしろ、自分は、近くの船をまた救助しなければならないのですから。多くの船が沈している状況になったら、下から順番に拾っていく事をお薦めします。それから、最後に、サバイバルな状況では、陸と連絡を取って全艇の帰着を確認してから 、ハ-バーに戻る事も重要です。しかし、全艇確認が出来ている時はこの限りではありません。

私はいつも同じメンバーで運営にあたっており、運営艇同士の意志の疎通が出来ており、あの人は今どういう動きをして、何を考えているとかいう事がほぼ分かっており、自分は何をしなければならないといった事が出来上がっております。ですので、サバイバルになっても、おちついて、動きがとれます。なれという事ですが、なにしろ、レスキューを必要とする状況になったら、仲間同士のコミュニケーションをとる事が重要と思います。

参考になったか分かりませんが、何か質問がありましたらメール下さい。  金森


ウインドサーフィンの救助

投稿者:FreshBlow - (99/11/04-20:58:40)
思い付くままに、いくつか書きます。
ウインドサーフィンの帆走能力はディンギーよりも高いです。(たぶん...)
もし国体選手が風が強すぎて帆走できなくなるとしたら7.5m2のセイルで13-15m/sぐらいでしょうか?
(セイルのサイズを落せばもっと強い風でも帆走可能)
このようなコンディションだと海はかなり荒れてますので、レスキューにあたる船の能力も高くなければなりません。
また選手は帆走できるが強風高波のため本部船やマークのアンカーが流されるようなことも以前経験した事があります。

道具のトラブルにより自力で帆走できないこともあります。(マストやブームが折れる等)
対処方法としてはレスキュー船に道具を積み込む方法と曳航する方法があります。
道具を積込む場合は、ボードとセイルをバラして積込み船上でセイルをたたみます。
曳航する場合は、リグをバラさないと抵抗が大きいのでバラします。(この方法はあまり見かけません)
その他、小型の船であればセイルのブームから上の部分を船上に置きカタマランのようにして曳航する方法もあります。(急いで陸に帰りたい時に有効)

ウインドサーフィンの場合、マストが固定されていないのでパンピング(セイルで漕ぐ)が行えます。
国体で設定されるミニマム風域にもよりますが、風が無いとパンピングを激しくするのでかなり体力を消耗します。
陸上とレース海面が離れているような場合は海上で給水できると選手が喜ぶと思います。
参考になれば幸いです。


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国体でのクラス旗はよーわからん

はじめまして、辻堂加工の猿田と申します。
私も国体に少しは関わっているので気になりましたので、HPを拝見させていただきました。救助部とはまた大変なセクションで頑張られているのですね。私も救助部を二度ほどやりました。しかしもう十年以上も前で今とはレース体系が違い一海面でのレースだったので、役員にも余裕がありました。ただ自衛隊の協力をいただきながらの運営で、救助部の無線は自衛隊の無線で繋がれていて連絡が途切れる事はないのですが、ヨット語が通じなく言葉を選ばなければならなかった事が思い出になっています。最近はヨット屋になって競艇部になることがありますが現場には出ていないので是非現場の苦労など報告を楽しみに読まさせていただきたいです。また選手にこれらの苦労を理解していただき、レースを楽しんでいただきたいものです。
さてクラス旗についてですが、色々な所を見てまわったのですが私もまだ記載されたサイトを見つけていませんが、クラス旗について書かせていただきます。国体シングルハンダー級旗(国際になっていましたよ)と、国体ウインドサーフィン級旗は国体のオリジナルです。JSAFか国体事務局の所有だと思います。まだ二回しか国体をやっていないので旗自体もそんなに出回っていないと思います。帆走指示書か、実施要項に書かれていないかと思うのですが私はそれらを捨ててしまったので今は確認出来ません。あとあるとしたら、お客さん用にパンフレットを作る事がありそれらには国体のヨット競技について書く事があるのでそこにヨットの種類や使う旗について書いてあるのを見たことがあります。ただ神奈川の時は金が無いと言う事で、選手用しか作らなかった事を記憶してます。熊本ではどうだったか確認してません。また、国体は各自治体で主催するので、市等で開かれたHP等に競技の説明を作られていればもしかしたらあるかもしれません。
FJ級についてですが、これはオリジナルではありません。クラス旗はクラスルールでZ旗と決めていたのですが、Z旗がレース運営に使われるようになったのでしかもスタート信号に使うので、クラス旗として使いづらくなりました。そこでクラス協会としてはクラス旗を決めてISAFに申請せず、推奨として男子数字旗1 女子数字旗2としています。(日本FJ協会)しかしまたまた問題が発生しました。国体では数字旗をコース指示に使うようになりました。そこで最近の国体では、FJのクラス旗をFJと書かれた旗にしました。男子は白地に青いFJ 女子は白地に赤いFJをクラス旗にしています。インターハイもこの傾向です。しかしこれは、帆走指示書によって決定通知をしているので、今回の国体ではどうなるか分かりません。
長々と書いてしまい申し訳ありません。個人的意見ですのでメールにて失礼させていただきました。
どうか今年の国体が成功に終わる事をお祈りします。
今年は役員として呼ばれていませんが会場には顔を出す予定でいます。その時にお会い出来たらよろしくお願いします。

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辻堂加工(株) 猿田 真尚
http://tsujido.pos.to/
mailto:tsujido@pos.to
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