アメリカ旅行記

   1.サンディエゴ
   2.ロサンゼルス
     3.アメリカ大自然ツアー

     
ラスベガスザイオン国立公園レイクパウエルモニュメントバレー
グランドキャニオン

 
旅行日程(8月)






曜日 観光場所 宿泊先

1日目
富山→東京羽田→東京成田→ロサンゼルス→サンディエゴ ホリデイ・イン・ハーバーヴュー
/TEL 619-239-6171

2日目
サンディエゴシーワールド/サンディエゴズー→ロサンゼルス

3日日
友人宅

4日目
ロサンゼルスユニバーサルスタジオ
5日日 ラスベガス ルクソール・ラスベガス
702-262-4000
6日日 ザイオン国立公園.レイクパウエル.カエンタ ホリデイ・イン・モニュメントバレー
/TEL )619-239-6171
7日目 カエンタ.モニュメントバレー.グランドキャニオン国立公園 ヤバパロッジ
/TEL  520-638-2631
8日目 グランドキャニオン国立公園.ウィリアムズ.フーバーダム.ラスベガス ハラスホテル
/TEL 702-369-5000

9日目
ラスベガス→ロサンゼルス 友人宅

10.11日目
金土 ロス→東京成田→東京成田→富山

 
Welcome to San Diego



(1日目)初めての乗り換え・・・

 サンゼルスからサンディエゴまでは、ユナイテッド航空の小型機ユナイテッドエキスプレスに乗った。ほぼ満員の全日空機を降り、入国審査に1時間くらいかかる。全日空のターミナルからユナイテッドのターミナルに着いたときは、人人人・・しかも、どのカウンターでチェックインをすればいいか。 生の英語は久しぶりで、不安でいっぱい。妹に叱咤され、結局、職員に尋ねて、チェックインをして、ホットした。ところが、2階のゲートを通り、荷物検査をしようとチケットを見ると、なんと航空券がサンフランシスコ行きになっているでは、ないか。
 ふたつともSANで間違えられたのだ・・あわてて下のカウンターに戻ろうと思うと、暢気におにいさんがエスカレーターを掃除してて通れないし、エレベーターも故障してるし、時間もないし、あせるあせる。妹が裏に階段があるのを見付けて、私たちは、駆け下りた。事情を説明し、サンディエゴ行きにかえ、待合室に着いたときは、ぐったり。でも、結局、飛行機は、遅れていて慌てる必要はなかった。
 ようやく離陸すると、下は海、きれいだけど、小型機で揺れるのでかなり怖かった。(でも帰りの飛行機はつかれで寝てしまった)約30分ちかくでサンディエゴにつきそこは、南国ムードです。
 今度は、ホテルまで、どう行くか?勇気をだして、ホテルに電話しました。シャトルの送迎は、通じたんだけど、待つ場所をまちがえて、シャトルバスを乗り過ごしてしまったのだ。もう一度ホテルに電話して、お願いして、待ってたんだけど、なぜか来ない。思い切って他のホリデイ・インの送迎バスに駆け寄って聞いたところ、橋を渡って反対側にバス停があるとのこと。バス停に、行くと2回目のシャトルがきたのが、見えて、走って走ってなんとか乗ることができた。本当によかった。シャトルの運転手の方は話してみると、とても親切でいい人で。ホテルもこじんまりしていたし、12階で海が見え夜景がきれいだった。でも、この日は、ぐったりしてしまった。


(2日目)シーワールド


シャム、イルカ、シーライオン、バードショー、たくさんのショーがあります。
やっぱり、はじめてシャムを見たときは、感激しました。英語が分からなくても、楽しめるショーだな、ておもいました。シャムやシーライオンは、ほんとうは、凶暴な動物と聞きますが、よく調教されていると驚かされます。また、ショーが始る前にギターの生演奏があったり、待ってる間も客を飽きさせないないのが、やっぱり、アメリカ人はエンターテイナーだな、とおもいました。
ところで、ここのトイレで、カメラを置き忘れてしまったのです。らっきーなことに、次に入ったかたが、教えてくれました。本当に感謝です。外国で親切をうけると本当にみにしみます。
 全てのショーを見たかったのですが、ホテルのシャトルが5時に迎えにくることになってたので、バードショーは、途中で諦めて、シーワールドを出ました。シャトルの運転手も、私達の姿をみて、ちょっとホットしてたようです。なんせ、迎えにかなりてまどったもんね。

(3日目)サンディエゴ動物園
 
 サンディエ動物園は、広大で多種な動物がいる動物園です。ここを全てみるのは、到底1日では無理といもの。半日で、ロスに帰るつもりだったので、ゴンドラに乗ったり、バスに乗ったりして園内を周りました。ゴンドラに乗ったら、とても大きな教会が見え、とても印象深かったです。後でこの教会の宗派が分かり、縁とは不思議なものよ・・と思います。 ここで、一番印象深いというか、まじまじみたのは、北極熊と、亀です。偶然見た日本人は、「たいしたことない」という声が聞こえたが、私ら田舎もんは、「すごい、でかい、こんなちかくで見れるなんて」来てよかった。って思いました。1時に、動物園を出てタクシーに乗り、ホテルにつきました。なんと今回アメリカで初めてタクシーをのるので、乗る前はどきどき、どこでのればいいのか?って不安だったけど、意外にも、シャトルの兄ちゃんの言った場所にタクシーが数台待っててあっさり乗ることができた。

 やっとこのホテルにも、サンディエゴの南国の雰囲気にもなじんできたのに、お別れなんて、本当に残念でした。


Los Angeres and Universal Studio


(3日目)ようやく、英語の先生との再会。
 

 
サンディエゴの帰りのチェックインは2回目ということで、楽にできました。やっぱり、小さな町は、ターミナルの移動がすくないので、余裕のチェックインです。でも、またここでも失敗。後ろにさがって、待っていなくちゃいけないのに、カウンターで話している人ののすぐ後ろに立っていたので、「なんかよう?」と怪訝な顔をされ、あげくに後で来た方に追い越されてしまった。チェックインを待っているひとが誰もいなかったので、つい、いつもの癖で後ろについてしまったのです。日本なら、先にしてくれるのに・・不親切な、と思ってしまった。でも、とにかく反省反省。
 出発時刻は、とうに過ぎてるのに、遅れのアナウンスもないが、約20分遅れぐらいで飛びました。のんびりしてるんですね。帰りも、揺れたけど疲れてたので、眠ってしまいました。ロスには、先生が迎えに来てるはずです。どきどきしました。約2年ぶりの再会でした。でも正直顔を見てホットしました。どこに行くのも迷わなくてすむ、聞かなくてすむと思うとうれしかったし、彼の聞きやすい英語は、ありがたかった。でも、パーティーのこともちょっと心配だったけど。
 片側6車線のフリーウエーは圧巻です。ものすごいスピードで走りぬけます。ようやくアパートに着き、シャワーをあび、寝させてもらいました。起きた時には、先生の友人(同僚)が何人か来ていて、とりあえず、日本からのお土産を渡し、説明して、そうこうしてるうちに どんどん友人が集まってきました。友人の内、3人が日本人だったので、とりあえず、日本人と話したり、食べ物を食べたりしました。でも、話題もつきたし、せっかくなので、グランドキャニオンやラスベガスののことも、聞いてみたりして、なんとか時間がすぎていきました。自分たちのために、パーティーを開いてくれたのに、いまいち盛り上がることもなく、申し訳なく思っていると、サルサを踊ろうと友人が誘ってくれました。全く話せない妹に、パーティーはどうなるか心配だったけど、けっこう盛り上がりました。言葉がいらなくて、本当に楽しいひと時をすごすことができました。


(4日目)ユニバーサルスタジオ

 土曜日ということもあって予想どおり、大変な混みようです。切符を買うのに、30分以上もかかりました。なかに入って、待ちの時間をみると、Water World が0分となっていたので、すぐ入りました。さすが、アメリカ、火をふいたり、人が飛びおりたり、すごいアクションです。でも、この後みたショーや乗り物は、どれもすごくて、驚きと驚愕と感動の連続でアメリカって、期待を裏切らない国だなーと思いました。

 
昼になると、すべての乗り物が混んでしまったので、友人は「昼は混むので、昼は、ショーを見て、夕方から、ジェラシックパークとかBack to the Future にのっては、?」と教えてくれたので、休憩をとりながら、ショーを見たりしました。そうこうすると、夕方から、突然空いてきて、いろんな乗り物を楽しむことができました。結局、閉店まで(10時くらい)まで遊びました。その後、ユニバーサル シティ ウォークという商店街を歩きました。とにかく、10時過ぎなのに、すごい人だかりでした。こんなところを日本人だけで歩くのは、ちょっと勇気がいるので、先生とこれて、よかったです。おもちゃ屋さんでゴジラを見たり、寿司屋があったり、映画館もあったし、すごく 迫力がありました。
 
アパートに戻ったときは、12時半で、ちょっとおなかがすいていたので、日本からもってきた、カップラーメンを食べて、寝ました。オレゴンでホームステイをしたときは、油こいものも、平気だったのに、年とともにつらくなってきていました。そのあと、シャワーをあびて、すぐ寝ました。

(5日目)ラスベガス

 今日で、ロスとも、しばしお別れです。先生は、職場へ一度、用事をすましてから、アパートにもどり、空港に連れて行ってくれるとのことで、アパートで先生の帰ってくるのをまちました。先生のおねいさんと姪子が、遊びに来ていて、折り紙を折って時間をつぶしました。あとで先生がこのことを姪っ子から聞いて、喜んでくれたので、帰国後うれしく思いました。

 ロサンゼルス空港、アメリカン航空ののターミナル前で降ろしてもらい、順番を待ちます。先生は、前もって確認してしてくれたのだけど、搭乗手続きのおねいさんに、「このターミナルの反対のターミナル」と言われてしまった。
 強気になってた私は、冷や汗をかきながら、「ここでいいって、さっき聞いた」と抗議してしまいました。結局「ここでいいわよ」と言われほっとする。なんせターミナルの移動するとなれば、バスを乗らないといけないので、逆まわりのバスにのったら、えらいことになると不安だったのです。しかし英語で質問してるのに日本語で答えられると下手なのかと自信喪失してしまう。搭乗手続きをすませ、移動すると、結局ターミナルは、反対でした。職員の人は、それで手続きは、反対のターミナルと思ったのだろう。団体旅行と違い、チェックインをするのは、疲れる。ま、慣れでしょうが。
 ラスベガス行きの飛行機は、酔いました。じょじょに下降したため、恐怖を感じたのだ。着陸前には気持ち悪い上に手の震えが 止まりませんでした。しかし、空港つくなり、スロットマシーンがあるのは、さすがラスベガス。ストリップ巡回バスにのり、ルクソールに、連れて行ってもらいました。いつも着くか不安だったのに、今回はどうでもいいから着いてくれーって感じでした。でも、いろんなホテルを見てまわったので、酔っていなければ、楽しかったろうに。せっかく、ルクソールについたのに、酔ってふらふらで、おきまりの写真撮影をすまし、仮眠。
 食べたくないと言う妹をむりやりおこし、とりあえず日本料理屋へ。しかしここでも失敗。アメリカの食事の支払いマナーを忘れていたので、いきなり、レジに行って嫌な顔をされたりした。うどんや酢物をこんなところで食べるはめになるとは。私の胃も弱くなったものである。飛行機酔いでくどいものも食べるきになれず、母親の作ってくれた白い御飯と味噌汁が恋しかった。そんなわけで、アメリカで日本料理を食べるはめになり、思わぬ出費で、意気消沈した。

 しかし、ルクソールって広い。ピラミッド型のホテルなのに、団体客や日本人客は、ビルのような新館でした。入るときも新館の窓口だったので、広さにきづかなかったので、本館の方に行って初めて、そうだよね。こんなにちっぽけな受付のはずがないよね。と思いました。
 食後、明日からのバスツアーに備え寝るだけとおもっていたのだが、スロットマシーンの最初の25セントで30ドル近くあたってしまったのだ。これだから、ベガスは怖い。負けまいと妹は、張り切るし、結局1時まで遊んでしまった。ま、それ以後、ぜんぜんだめでした。明日は6時集合、寝不足と疲れは、とれそうにない。あの大きなベッドと1晩でお別れとは、もったいないはなしである。


アメリカ大自然ツアーへようこそ

(6日目)ザイオン国立公園.パウエル湖.カエンタ

ルックアメリカンツアーズに参加

 アメリカは、ホームステイも含めて3回目です。一度は見てみたかったグランドキャニオン。絶対ヘリコプターに乗るのはいや!だったので、バスツアーに参加しました。最初、旅行代理店に行けば、現地ツアーもあると思っていたのですが、実際は、どこも扱っていなくて、現地で申し込めばいいですよ。英語ができるなら・・って楽に言われました。でも、友人は絶対夏は、混むから予約した方がいい、インターネットがあるではないかというので、あちこちのホームページを見て回りました。航空会社もアメリカ国内線となると、英語のみの表示となるので不安がありました。そんなときにであったのがLOOKアメリカンツアーズです。アメリカ国内線やホテル、現地ツアーの申込みができました。いろんな会社で購入するより、まとめたほうがいいと思い、すべてお任せしました。現地ツアーでアメリカ大自然エキスプレスAというのに、申し込みました。
ザイオン国立公園へ 
 ルクソールの1階北ロビーで6時集合ということで、どきどきしながら、待ちました。妹に本当にここでいいのかね。「あんた聞いてきてよ」とけんかごしになっているときに、かっこいいお兄さんが、姿とは、につかわないすばらしい日本語で声をかけてきました。その人が運転手兼日本語ガイドさんでした。運転手さんとその他のつれの方7人で2泊3日のツアーのはじまりです。
 ラスベガスをぬけると地平線がひたすら続きます。ザイオンは、シオンと同じ意味だよというガイドさんの説明を聞きながら軽快に車は進みました。第1の目的地は、ザイオン国立公園です。ここでは、軽いハイキングと昼食をとりました。美しい山々、緑豊かな木々、そして、リスやトカゲといった小動物に出会いました。昼食は、ガイドさんのすすめで、ナバホタコスを食べました。タコスは、カリフォルニアで食べたものと全然異なっていて、騙された・って思いました。
昼食後は、再びバスに乗り、途中、山に登って写真を撮ったりしながら、パウエル湖へ向かいました。
永遠と続く地平線、バスに流れるカントリーミュージック、それは、あまりにここちよく、昨日のつかれもピークに達しており、自分と妹以外は、眠ってしまったようです。

 そんななかで、私たちは、運転手さんといろいろな話をしてうちとけていきました。お互いの家族のこと、仕事のこと、宗教のこと。ガイドさんは、なんと22歳でモルモン教徒で日本に2年住んでいたそうです。修行期間は、なんとテレビ、新聞を見ないで過ごしたとか。どおりで、うまいはずです。日本では、新興宗教の方と聞くだけで距離をとりがちだけど、この方の親切さには、ホストファミリー同様にまさに感服。信じるものがある強さを感じました。また、サンディエゴ動物園で見た、大きな教会がモルモン教の教会でした。「こんな所に馬がいたらいいですね。」「その勘はいいですね」なんて会話をしてると、なんとすぐ、放牧された羊や馬が見えました。のどかで、ひろびろとした景色に終始感動しながら、ガイドさんの説明を聞きました。眠かったけど、この景色を目に焼き付けたくて、ずーと眺めていました。景色をみながら、カントリーを聞く。とても、最高の気分でした。
パウエル湖 
 いよいよ、パウエル湖と思ったときです。ガイドさんが、行き過ぎたきれいな景色のポイントをもどろうとバックしたとき、バスは、アスファルトから大きく外れてしまったのです。砂漠から抜け出せなくなったのです。8人で押したり、砂漠の砂をどけたりしたけど、結局あげることができず、ぼーと助けを待ちました。天候は、曇り空で、もうすぐ雨どころか、遠くで雷が鳴っていて、気の小さい私は雷が落ちてきたら、とか、このまま砂漠に取り残されるのではと、以前読んだ小説を思い出されて来ました。「まさか、小説と同じ体験をするのでは!」
 おばちゃんたちは強いものでした。「すみません、みなさんの時間を無駄にしてしまって」と誤るガイドさんに「こんなときは、焦ってもしかたないじゃない」と堂々としたものです。1台の車が止まりました。どうやら引き上げてくれるようです。結局、ロープが車が上がる前にはずれてしまい、失敗。車の馬力があるのだけど、ロープに引っ掛けるところから、するするとほどけてしまうのです。その車は、携帯電話で、助けを読んだあと去っていきました。ほどなくして、偶然通りかかった専門のトラックが引き上げてくれました。「わー」と歓声があがったときです。パトカーが来ました。どうやら、警察にも通報があったそうで、ガイドさんは、おしかりを受けたようでした。私たちがはまったところは、パウエル湖の博物館の近くでした。そこで、休憩をとり、再びカエンタへ向けて出発しました。

 
このとき、カエンタまであんなに遠いとは、思ってもみませんでした。辺りはすっかり暗くなり、車の中も冷え冷えしてきました。そらには、ポッカリ丸いお月様が砂漠をてらしていました。永遠と月を眺めていました。ようやくホテルについたときは、夜の10時で、(ユタ州とアリゾナ州の時差が1時間あり正確に言えば9時)お腹がペコペコ。ホテルでパスタを食べました。


(7日目)カエンタ・モニュメントバレー・グランドキャニオン
モニュメントバレー
 
 カエンタから約車で15分程度でモニュメントバレーにつきました。西部劇やバックトゥーザフューチャーで有名な景色が目の前に広がっていて、一同感動でした。ここでは、馬に乗りたい者やジープに乗ってバレーを見学する者、なにもしない者にわかれて お昼まで過ごしました。わたしは、バレーをジープに乗ってまわりました。インディアンのガイドさんは、おもしろおかしくガイドをてくれて、なかなか楽しかったです。砂埃がひどいので、ジープに乗って正解でした。


グランドキャニオン

 昨日のこともあり、グランドキャニオンの日の入りが見えるか心配でしたが、無事間に合いました。ざんねんながら、曇り空でしたが、ガイドさんは、何度か見たことがあるので、おもしろいと言っていました。最後のバスの時間まで、ずーと渓谷を眺め、ゆっくりとした時間をすごしました。ホテル近くのレストランで翌日の打合せをして、妹のたっての希望で、妹と私は日の出を見ることに決めました。空には、きれいな星が輝き、ツアー仲間もしだいにうちとけていきました。明日で別れるのが淋しく思えました。

(8日目)グランドキャニオンの日の出

グランドキャニオン
 朝の4時起きはさすがにつらかった。でも私も妹もノーメイクでも平気だったので、10分で準備してガイドさんと3人でヤキポイントへバスでむかいました。さすがに外は寒く、日本から持ってきたジャンパーが役に立ちました。他のツアー仲間は、起きられず、結局3人のみの日の出見学となりました。ヤキポイントに着いて、しばらく歩いて、なるだけよく見えるところへ行きました。歩きながら仕事のことや家族のことを話しているうちに、旅っていいな、と思いました。感動を共有しあえること、国境を越えて、宗教をこえて美しいものを感動できるのはよいことだなーと思いました。渓谷から太陽がゆっくりと昇ってきました。空がだんだん明るくなってきました。でも、太陽が昇れば、この楽しい瞬間が終わってしまう、この旅が終わるそう思うと悲しい気持ちになりました。記念に写真をたくさん撮りました。もう2度とここに来ることはない、ガイドさんとも・・・・。あっという間の時間でした。寒さも感傷とともに歩いているうちに忘れました。そして、再びホテルにもどり、仮眠。10時にグランドキャニオンを後にしました。

ダイナソ-トラック
 車の中では、どんな話をしたのか、覚えていないけどここでの会話は忘れることができない。なにしろ、蒸し暑さは日本以上、風が強く吹いていた。恐竜の足跡は、興味があったけど、私たちはうつむきかげんで歩いていた。ガイドさんは「みなさん、信じてないようですね。だましたと思ってますね。」みんな、大笑いでした。恐竜の足跡や卵や糞の化石がごろごろしてました。我が富山県の恐竜足跡化石との規模の違いにも驚きましたが、扱いがあまりに違うというのが本音でした。
ルート66
 
ここでは、ガイドさんの友達がお店をやっていたり、たのしい休憩時間を過ごしました。そのお店は日本のテレビ局が取材に来たところでした。そこでアイスクリームを食べた後、ジャズを聞きながらラスベガスへと車がすすみました。しかし、トイレをすませておけばよかったものを。じつは、その前に飲んだコーラのせいで、急に尿意が・。ドライブインがそうそうあるところではないので、みなさんも是非気をつけましょう。途中なんとか、ガソリンスタンドでトイレを借り、助かりましたが。「ドライブインまで何マイル?1マイルて何キロ?」ってたびたび聞く私に妹からの冷たい視線を感じていました。
フーバーダム
 レイクパウエルほど期待していなかったのに、本当におおきなダム湖でした。写真をとると電線がはいるので、もったいないとおもいました。ここから、すぐラスベガスです。天気がよければゆっくりできたのに、あいにくの雨でした。ガイドさんともツアー仲間ともお別れです。3日間前の席を座らせてもらったおかげで、広い砂漠の景色を楽しみました。本当にありがとう。全員で写真の1枚でもとりたかった。雨風で外にも出られず、とても残念でした。そこからは、ラスベガスまですぐであっという間に渋滞にはまっていました。
ラスベガス(ハラスホテル)
 これから、ホテルに戻る者、飛行機に乗るもの、それぞれにあわせて運転手兼ガイドさんは、送ってくれました。最後でよかったのに、一番最初にホテルに着いてしまいました。別れとはさみしいものです。ホテルに着いたときは、妹も私も、まるで夢を見ていたようで、眠りこけてしまいました。でも、ホテルの従業員の明るさが救いでした。私の漢字サインを見て感動っといってくれたり、部屋からの景色は、いまいちだったけど、ほんとうに食事(バフェ)もGoodでいいホテルでした。明日は、ふたたびロスです。
 朝時間に余裕があったのだけど、ホテルを10時にチェックアウトした。ラスベガス空港でチェックイン後昼食に大きなツナサンドを食べ、スロットマシーンを凝りもせずトライした。結局おおきな成果もないまま、ラスベガスを去りました。

(9日目)ロサンゼルス

 ロサンゼルスに着いて、友人と共にファミリーレストランで夕食をとり、ハリウッドに行きました。ここでトイレに行きたくなり、友人はマクドナルドに案内してくれました。ここでふと、3年前もトイレを使ったことを思い出し、人間の行動パターンって決まっているんだな.と思うとおかしくなりました。ハリウッドから帰ると12時近くでした。友人は明日、海へ行こうと言ってくれましたが疲れていたので、断って、ドーナツ屋でお昼を食べて日本に帰ることになりました。

(10日目)ロサンゼルス→日本

 実は、どうやらラスベガスで携帯電話を置き忘れたらしい。ツアーに参加中は、先生のうちに置いてきただろうと思っていたのだが、さがしてもみつからなかった。電話をかけてはみたが、つながらない。海外で使えない携帯電話でよかった。遅めに起きて、友人の姪っ子に折り紙を見せていると、会社から友人が戻ってきて、ハンキンドーナツに寄ったあと、空港までおくってくれた。観光地もいいけど、ドーナツやとかファミレスとかは、現地人の仲間入りをしたようで楽しい。

 
友人は、いいよって言ってくれたけど会社の往復は大変だったとおもう。ユニバーサルスタジオやハリウッドに連れて行ってくれたり。ツアーのガイドさんといい、友人といい、国籍、宗教が違うことが、ここではあまり気にならない。当たり前のように親切にしてくれる。それがアメリカ人のいいところかな。

(11日目)日本(う・気持ち悪い)
 なんと、成田、羽田間が渋滞したせいと到着が少し遅れたせいで、国内線に乗り遅れてしまった。疲れていたので、富山空港の近くの小松行きにぎりぎり乗る。こういうときに限ってスーツケースがレーザーにひっかかってしまうし、スーツケースのカギが見当たらないし、あせっちゃいました。
 両親が迎えに来てくれて高速で富山に帰りました。そして眠りにつきました。明日1日休んで、すぐ仕事です。実は研修の上に司会なのだ。急に現実に戻ってしまった。明日1日だけでも、夢の中で過ごしていたい、そんな気持ちでした。
富山⇔東京、東京⇔ロサンゼルス、ロサンゼルス⇔サンディエゴ、ロサンゼルス⇔ラスベガスの計8回にわたる飛行機の乗車のうえに、バスツアーのせいで体は揺れていた。止まっているとかえって船酔いの反対で陸酔いしたような状態でした。研修中も気持ち悪くて、今度旅行するときは、のんびりしたいな。と思います。



最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
旅の参考にしていただければ、幸いです。
※旅行ではなく、旅(たび)ってなんだかロマンを感じませんか?