Cappuccino  Full   Restration

カプチーノのレストアについてご紹介します。

今回の車両は、しばらく放置されていた車両で、
前オーナーがレース用に改造している途中で、
室内はバラバラ、
エンジンルームも、かなり変更されていました。
ダッシュボードも、センターコンソールも外してあります。
代わりに、6点ロールバーが室内にドーンと仮組み
されています。
内張り関係も取り外されていて、部品もバラバラに
なっています。
はてさて、どこまで部品が揃っているのやら・・・・
中に放置されている部品を確認しながら、
箱に詰めていきます。
ラジエターも社外品が取り付けられ、
大容量のインタークーラーを取り付けるための
加工もされていました。
ヘッドライトは、よだれものの4灯HID加工品です。。。
まずは、エンジン、補器類を外します。
室内のパーツもすべて外します。
ロールバーの取り付け金具などもサンダーで外します。
ボデーから外した物が1スペース占領されてしまいました。
エンジンはこの状態で、オーナーのもとに移動して
分解整備されます。

補器類も外されて洗浄された後、ガスケット類、
ウォーターポンプ・タイミングベルト・オイルパンの油漏れ
などを修理、交換したあと搬入予定です。
配線、リレー関係も点検しながら、順番を間違えないように
外します。
フロントメンバーは丸ごと外して塗装に回します。
リヤメンバーも同じく 丸ごと外します。
足回りが外れた所で、専用固定具に載せます。
専用固定具は、オーナーさんの自家製で結構
シッカリした物を作ってきてくれました。
固定穴の寸法もピッタリ!
うちのリフトの幅に合わせて製作してあるので
問題なく装着が可能でした。
これで下回りの作業も楽に行えます。
リヤのロールバーのあて板も取り外して
元の状態にします。
あて板が付いたままだと、ダムのように雨水が
せき止められて、綺麗に排水できない状態でした。
鉄板に穴が開かないように慎重に削ります。
この作業は、オーナーさんが自分で行いました。
室内の方も、邪魔な物は片付けられて、
そろそろ塗装の準備をします。
予想に反して錆も少なく?笑)
良い仕上がりが期待されます。
固定冶具にセットされた状態を横から撮ってみました。
前からは、こんな感じです。
ボンネットの裏を、純正のカラーで仕上げます。
続いて、フロント周りの塗装です。
室内も同じ下地の塗装を塗ります。
もちろん 車体裏側も同じように塗装します。
最近の車体は、表面と下地の色が違うので、
チョッと面倒ですが、あくまで純正にこだわって塗装します。
で、いきなりボデー外観が塗装終了です。笑)
室内と、外観の塗りわけが分かっていただけるでしょうか。
写真で見ているだけだと、簡単なようですが、
外の色が中に入らないように、マスキングをして
結構手間もかかっているんですよ。
これは、オーナーさんが用意してきた錆止めです。
普段 見えないところにも塗布しておきます。
ここは、ガソリンタンクが付いたら、まったく見えません。
wwww
もちろんフロアーの裏側も塗布してあります。
フロントサイドメンバーの付け根も同じように。。。
こんな感じで塗装と、錆止めの塗布は終了です。
室内は、こんな感じ。
いよいよフロント周りを組み付けて行きます。
エンジンメンバーもピカピカに仕上がっていますね。
リヤメンバーも新車より綺麗に仕上がっています。
組みつけの時に、傷をつけないように
慎重に扱います。
エンジン&ミッションそして、リヤデフまで一気に。
組み付けます。
分からない所は、整備書のお世話になりながら
確実にくみ上げます。
こんな感じ?で 良かったかな?笑)
室内の配線が上手くいかないので、
私の車の画像を参考に組んでいきます。
青いホースはブーストメーターの配管なので
今回の車両には付いていません。www
室内の方も徐々に組み付けて行きます。
すでに、新品のガソリンタンクは取り付けが
完了しております。が、・・・あとでもう一度燃料ポンプを
外す事になろうとは。。。。涙)
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