Vol.542 13.Jun.2008
H
高圧洗浄機
by fjk
高圧の水を吹きかけて汚れを洗い流すという高圧洗浄機を購入した。このような洗浄機が有ることは前から知っており、いつかは手に入れようと思っていたが、圧力が調整できるものや吐出圧力も異なるなど種類も多く、選択に迷っていた。安価なものは圧力が固定で10,000円程度から、高価なものは数万円のものまである。
近くのDIYに出かけてみると、ケルヒャーのK2.01(吐出圧6MPa)が8,980円で目玉商品として売られていた。出来れば圧力が可変出来るK2.30plusと思っていたが、今回は汎用性を求めず、樹脂製の波板についた泥汚れを落とすことに絞り、消費電力の少なさ(100V/10A)と値段に押されて購入を決めた。水の取り入れ接続口が内径15mmのホースとなっていたので、ついでにワンタッチの接続口も購入した(その他の必要なものは全て付属)。
早速、家に帰って水道ホースと高圧ホース、高圧ノズルを組み立て、水道の蛇口を開けて、電源をONにし(内蔵圧力スイッチが働いてモーターは動作しない)、ノズルを握ると、ノズルの先端から勢いよく水が飛び出した。付属の高圧ノズルはサイクロンジェットノズルと呼ばれるもので、円錐状に水が出る回転水流で広い範囲に吹き付けることが出来る(水流の回り出しが悪いときがあるが、ノズルに軽く衝撃を与えると回るようになる)。
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洗浄後(左) 洗浄前(右) |
使用してみたところ、今までブラシでなかなか取れなかった汚れが簡単に取れる。さらにコンクリートの汚れにも挑戦してみたことろ、砂汚れだけでなく藻なども綺麗に除去できた(業務用のジェットクリーナーみたい・・)。手ものとガンの握りを離すだけでモータの電源も止まるので操作性も容易である。供給水側にホースリール(オートストップ付き)を使うことで蛇口が離れていても広い範囲で使うことが出来た。家庭用掃除機の感覚で使えるので女性でも楽に取り扱え、女房も面白がってなかなか離そうとしない。いつも水圧が下がる洗濯機と同時に使っていたが、どちらも正常に動作し、必要水量も少なそうである。ただ、水圧によりとれた汚れが周囲に飛び散るので注意。
洗浄用の洗剤も同時に混ぜることが出来るので車の洗浄にも使えそうである。ただし、「車の塗装面には使わないで」との注意書きがあり、車の洗車には専用のウォッシュブラシ(\4,000)を準備する必要がある。また、圧力を可変にしたい場合は別途バリオススプレーランス(\6,000)を購入すれば実現できる(ここまで揃えるならセットで揃うK2.75がよさそう、\20,000)。さらに貯め水が使える自吸式機能が必要であればK3シリーズ(例えばK3.97M、\30,000)がよさそう。
K
黒部ルート(関電ルート)の見学
by fjk
富山県に住んでいながらなかなか行けないところがいくつかある。その一つが黒部ルート(関電ルートとも呼ぶ)である。黒部ルートは黒部川の中流域にあり、宇奈月(うなづき)から伸びる黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)の終点の欅平(けやきだいら)から黒部ダムまでの間をつなぐルートである。このルートは北アルプス国立公園内で関電の管理下にあり、一般の人は欅平(または黒部湖)までで終点で、このルートを通行することが出来ない。しかし、関西電力では毎年期間を絞って「黒部ルート見学会」を開催しており、葉書で申し込むことにより、抽選で乗車が認められる(富山県のHPも参考)。競争倍率が高くなかなかゆけないところである。
ホームページで混み具合を調べてみると5・6月が競争率が2倍と当選できる可能性が高そうである(年間2000人)。そこで、6月の申し込みを行ってみたところ、しばらくして、当選の案内があり(今年の女房は旅行の抽選運が強くほとんど当選しているので女房名で申し込んだら、やっぱり・・)、正式の申し込み用紙が送られてきた(宇奈月からの黒部峡谷鉄道の乗車券の予約用紙も)。全ての手続きを済ませ見学会の準備を進めた。
黒部ルート見学の 詳しいレポート(PDFファイル)(2.5M) も見て下さい。
============= 写真ダイジェスト =============
●宇奈月
●欅平
●上部軌道
●光熱隧道
●仙人谷
●「中島みゆき」さんが紅白で歌った場所
●黒部川第4発電所
●インクライン
●トンネル専用電気バス
●樽沢横抗
●黒部ダム