Vol.689 25.Dec.2015

IDとパスワード管理ツール VLAN(Virtual_LAN)

I IDとパスワード管理ツール(ID manager)

by fjk

ネットでいろいろなところにアクセスしていると、IDとパスワードが増え、その都度、メモを探して入力することがよくあります。そんな時に便利なのがIDとパスワードを記憶し、ページに合わせて利用できるツールで、このようなツールのうちインストール不要(USB起動可)でデータもUSBメモリ上におけるID Managerを使って見ました。

idm801.zipを窓の杜で入手し、zipファイルを解凍し、USBメモリに解凍フォルダー毎コピーします。

@ USBのフォルダー内のIDM.exeをクリックすると、ID_Managerが起動してきます。
A ログイン画面で「新規ユーザー」を選択(初回のみ)
B 新規ユーザーのユーザー名とパスワードを登録し(初回のみ)OKを押す。(このパスワードを忘れると、二度と同じデーターにアクセスできなくなるので、注意!)
C メイン画面が開くので、「設定/メイン設定」で「デフォルトのユーザーに設定」しOK。(初回のみ)。これで起動時にはデフォルトユーザでログインできます。
D 「設定/表示設定」で「タスクトレイに常駐する」のチェックを外す(常駐している状態ではUSBメモリを取り外せないので、タスクトレイのアイコンを右クリックし、「IDManagerを終了」をクリックし、ID_Managerを完全に終了する必要があります)。
E 「新規フォルダーの作成」をクリックしTitileに名前を入力する
F 「新規項目の追加」をクリックし、IDとパスワード入力する
G URLを登録しておくと、指定のURLのページを開くことが出来る
H 左上の「保存」をクリック。更に入力を続けるにはE〜Gを繰り返す。
I URLの左のアイコンをクリックすると、IEが起動し続けてIDとパスワードが入力される。
J Webページの途中でIDやパスワードを入力するには、Titleの左にある「一括貼り付け」アイコンをクリックする。
K入力の順番や入力項目の数が異なる場合はPasteType欄で選択します。選択候補が無い場合は、「設定/一括貼り付け」でカスタマイズすることが出来ます。

これで、IDとパスワードをいちいち覚えなくても良く、メモを探す必要もありません。長いパスワードも一発で入力できます。しかもデータはUSBにありますので、USBを挿さない限りデータが流出することもありません。また、パソコン本体から起動し、データだけをUSBメモリに置くことも「設定/データ保存設定」で出来ます(デフォルトはIDM.exeと同じフォルダーに記録)

ID_Magerには、簡単なパスワードを自動生成してくれる機能もあります。こまめにパスワードを置換する必要がある時は便利です。また、「設定/データ保存設定」で「終了時に自動的に保存する」にチェックを入れておくと、誤ってプログラムを終了した時でも、保存の確認メッセージが出るので、安心です。

メイン画面 設定画面(メイン設定) 設定画面(データ保存設定)


V VLAN(Virtual_LAN)

by fjk

「VLAN(Virtual LAN)とは、物理的な接続形態とは独立して、仮想的なLANセグメントを作る技術」とある。VLANの使用目的は、「ネットワークを任意に分割する」ことで、スイッチ・ハブ内でソフト的に所属するネットワークを設定することができる。例えば、2つのホスト毎のネットワークを独立させることや、両方のネットワークの相互にまたがるポート(例えば共有プリンタやファイルサーバーなど)を設定することが出来る。

 VLANを実現するハブは各社から出ているが、NetgearのGS116Eを用いて外部WANに繋がった2つのネットワークでVLANを構築してみた。

設定は、ネットに繋がったパソコンにドライバーソフトをインストールし、設定画面でLANグループの指定をするだけである。Port1にはLan1のルータ、Port16にLan2のルータを接続し、固定アドレスを設定したLAN接続ハードディスク(buffarow )をPort9に設定したたころ、Lan1およびLan2に2つのLANに繋がったパソコン端末からハードディスクへのアクセスが出来、ファイル共有を行うことが出来た。また、他のLanにはアクセスできないことも確認できた。

VLANが設定出来るハブGS116E 設定画面の例 


IDとパスワード管理ツール VLAN(Virtual_LAN)