T;いやー、うれしいなぁ。うれしいうれしい。 Y;うれしいこと言ってくれますねぇ。『まりやさんは俳優さんではどなたが好きなのですか?』
T;あたしが好きな俳優さん、ですか?あたしね、ひとりだけすっごく憧れてる人がいて、
超有名どころじゃないんですけども、フランス映画で「冒険者たち」っていうのがあるでしょう?
あの、アラン・ドロンともうひとり何とかっていう俳優さん。そのふたりが争った女の人が
いるんですけど、その女優さんの名前がジョアンナ・シムカスっていって、今はもう女優業を
退いていらっしゃるはずなんですけども、その人に憧れ続けてて、時々今でも「冒険者たち」を
引っ張り出して見ては、「あ、この女の人が理想のタイプなんだ」って自分に言い聞かせたり
するんですけどねー。
Y;男優さんは?
T;男優さんはあたし、その時その時で変わるの。 Y;さようですか。
T;うん、そう言われたらちょっとね、達郎はジョン・ウェインが好きだって言う、あたし、そういう
意味では男優さんって、
Y;私は逆に女優はその都度変わりますから。
T;そうでしょう?だから、役柄によってブラッド・ピッドがいいわぁと思うこともあれば、
ハリソン・フォードがいいわぁって思うこともある。
Y;さてですね、先週は、あなたが広末涼子さんのセルフカバー、セルフカバーじゃねぇな。
T;あ、ああ、「とまどい」をかけましたね。はい。 Y;私はKinki Kids。数日前に、Kinki Kidsの横浜アリーナを見に行きましたらですね、
T;なんか、テレビに出たっていう噂があるんじゃないですか?
Y;だって、いきなり「取材ですから」とか言われて行ったら、スポーツ新聞のカメラマンの人が
たーって並んでて、ギターをね、プレゼントしようと思って、人知れずこそっとプレゼントしようと
思ってたのに、翌日のスポーツ新聞を見たら、「1本100万のギター」って、100万なわけねーだろ!
ほんとに。100万のギターってこっちが欲しいよ。ほんとに。あれは売値が27万5000円。
買値が17万5000円でございましてですね、それでもかなりいい方なんですが。
T;でも、よろこんでたよね。
Y;キンキのふたりはとっても喜んでくれてですね、そしてライブを見てたら、何だか知んないけど
ワイドショーに出てたという。わかりませんね。やっぱり、だけど、Kinki Kidsっていうのは
それだけ今すごいんですよ。
T;最後のアンコール、素敵だったよね。
Y;あの、今回見てましたらですね、アンコールに「硝子の少年」がカラオケで出るんです。カラオケだけ
出てて、ステージの上は真っ暗なんだけど、それが、15000人の横浜アリーナのペンライトの渦で、
15000人の女の子が「硝子の少年」を歌い始めるんです。カラオケにのっけてね。
T;本人たちが出てこないんだよね。
Y;うん、これは私は、鳥肌がたちましてね、なんていうか、作家冥利に尽きる、というかですね、すごく
いいシーンでしたね。それはね。なかなか、ああいうこう、ほら、大物のデビューというかね、
T;なんか、「時代の息吹」を感じたよね。
Y;そうだね。ああいう大物のデビューに関係して、だから、No1マストなんだもん。彼等も
プレッシャーあるだろうけどね、曲を書く人間もね、結構プレッシャーがあってね。
T;そうだよね。 Y;そういうのにまあ、そういうあれでね。
T;大役を果たせた、と。で、本人が歌う、と。
Y;それでですね、先週は「Kissからはじまるミステリー」だったんですけど、「硝子の少年」もね、
本人たちに渡したデモテープ、っていうか、リズム録り途中のやつがあったんだけど、どこ探しても
出てこなくて、しょうがないんで、マルチトラックの中に、トラックダウンをしたときのカラオケが
入ってるんですよ。それで、そのレコーディングをしてるときに、僕が仮歌で、それを聞きながら
要するにレコーディングしてる歌が入ってるのね。それを一応、バランスとって入れて来たんで、
だから、オリジナルカラオケじゃないんだけど、ま、同じようなもんですね。これはですね、
常連の方、一見さんの方、たくさんたくさんリクエストを頂いておりましてですね、本当に
ありがとうございます。読むと、これで時間が終わってしまいますので、皆さんありがとうございます。
興味半分、あくまで愛敬ですから。あんまりマジにとらないでください。
山下達郎が自分で歌っている「硝子の少年」。
Y;というわけで、新潟県のセキグチサトミさん、いつもありがとう。佐賀県のチョウアキコさん、
久しぶりですね。京都市のクラチアエカさん、品川区のフミコさん、大田区のオカチカコさん、
いつもありがとう。その他たくさんの方から頂きました。皆さん、物好きな方が多い・・・。
「硝子の少年」の山下達郎バージョン。あくまでシャレであります。
さて、先週は広末涼子さんのカップリングの方でしたけれども、「とまどい」でございましたけども、
表のほうのリクエストもたくさん頂いております。
T;表のほうの「MajiでKoiする5秒前」のリクエストはですね、国分寺市のフジモトタクヤさん、
愛知県のイトウヨシヤスさん、奈良県のタマイマサヒコさん、川口市のペンネーム
「ニシムラカズヒコ」さん、新潟県のマツモトタクヤさん、徳島県のキムラアユミさん、その他大勢の
方からリクエスト頂きましたので、竹内まりやが歌う「MajiでKoiする5秒前」お願いします。
Y;というわけで、「MajiでKoiする5びょ前」
T;5びょまえ^^; Y;うるさいな^^;竹内まりやバージョン、でございました。
T;たくさんのリクエスト、ありがとうございました。
Y;とか言ってる間に時間がだんだん押し迫ってまいりましてですね、2週間もやっているのに、
今日なんか曲まで減らしている。
T;何か大事なことを喋ってないような気がしていつもしょうがないんですけどね。 Y;それがいいというハガキの人もいるんです。
T;そうですか?こんなものでもよければ、いつでも呼んでやってくださいね。 Y;それだけ私が大変だってことですよ。
T;よくわかりますよ。ほんとに。
Y;何の話だっけ?春先から夏場にかけて、私もあなたも人に曲を書いて、少し仕事をしましたけども、
「人に内職やってないで、自分のことをやれー!」お叱りの声を頂いたりしてるわけでございまして。
T;ここにも催促のお便りがあるんですけどもね、諏訪市のタハラソウスケ君、6歳の方。可愛い字で。 Y;なんだよ、6歳って^^;
T;『コンサートまだですか。お母さんがずっと待ってます。早く来てください。』切なくなるような。 Y;すごい高等戦術・・・^^;
T;ねぇ、やっぱりこうやって、ライブを待ってらっしゃる方もたくさん。
Y;すいませんねぇ。アルバムはだから、何回も言いますけども、だいぶ出来てきてまして、ご存じのように、
今はこういう時代なので、シングルをいつ出すか。シングルのリリースのタイミングというのを
今はかっておりまして、それはスタッフの皆さんが総力を上げて私のために働いている、と。
というあれなので、もう少々お待ちいただきたいと思います。あなたは次のシングルいつでしたっけ?
T;一応予定としましては、来年の1、2月にちょっと企画ものなんですけども、出す予定でおります。
で、達郎のアルバムが終わったら、私のアルバムに取りかかりたいなぁ、と考えておる次第です。
Y;間を縫いながらツアーをやりたいと思っておりますが、なかなか。頑張っていきたいと思いますが。
ひとりでやってるあれじゃないので、たとえばメンバー?スタッフ、たとえばレコード会社、スタジオ?
そういうものがやっぱり時代が経るにつれて変わって来てるんで、そういうグレードを落とさないように
なかなか苦労しなきゃいけない、と。そういう言い訳してもしょうがないのですが、頑張ってやりたいと
思っております。
T;こうやって待って下さっている方がいらっしゃるんですからね。 Y;ありがたいことですね。
T;ありがたいですよ。ほんと励みになりますよね。 Y;ほんとに。ま、頑張って、あと何曲作れるか。頑張ってやりたいと思っておりますが。
T;頑張りましょうよ。
Y;そんなわけで、2週間に渡って竹内まりやさんをゲストにお迎えしてやってまいりましたが、
この次はクリスマスかな?また去年と同じでな。
T;その時は、今回はプレゼントがなかったので、なんかプレゼントを引っ提げてやってきたいなと
思います。
Y;そうですね、いいですね。またこの次はクリスマスにお会いしたいと思いますが、
私は会ってるんですけど。関係ない^^;またよろしくお願いします。
T;よろしくお願いします。
Y;そんなわけで、今日は8月最後、夏休み最後でございます。行く夏を惜しんで「さよなら夏の日」。
たくさんたくさんリクエストを頂いております。もう時間がないので、リクエストご紹介できないのが
残念ですけども、夏の最後の日曜日、「さよなら夏の日」を聴きながら山下達郎サンデーソングブック、
ずーっとリクエストで最後の2週間は竹内まりやさんをゲストにお迎えしてやってまいりました。
また9月からは素敵なプログラムで皆様をお待ち申し上げております。またカルトなやつ、
ミーハーなやつ、いろいろやってみたいと思っております。
竹内まりやさん、2週間ありがとうございました。
T;ありがとうございました。 Y;それではみなさん、素敵な秋をお迎えください。