生産終了しまた

F3Aスタント機
 Super五式戦
F3Aスタント機 Super 五式戦 
全長  1935mm
全幅  1990mm
主翼面積  68.19dm
尾翼面積 18.00dm
全備重量   4,800g
適合エンジン 4c170〜200クラス

塗装済完成機 スペシャル仕様¥365,000  税別(鏡面仕上げ)
塗装済完成機  カスタム仕様¥280,000  税別(吹き艶仕上げ)
バルサ組み立てキット    ¥104,000    税別 

見沼RC通信様にてスーパー五式戦の製作日誌を始められました^^
是非とも御覧下さい。


スケールスタント機シリーズ第二弾 Super 五式戦です。

実機と同じく主尾翼は飛燕と共通で胴体を再設計し乙型を再現しました。
大きな空冷カウリングですが実機と同じく空気抵抗が少なく直進安定性も抜群です。
特に水平飛行時の座りの良さは抜群で、余裕を持って演技位置へ導けます。
スタント機である為ロール系やローリング系の演技も簡単にこなせる様に側板をスピンナーまで延ばし
カウリング内に空気を流しカナード効果を最大限発揮させると共に
エンジンマウントをH型構造として振動吸収にも効果を発揮させています。
とにかく極普通にP-11を描く事が出来、Mの底辺でも予想どうりカウリングがカナード効果を発揮して
しっかり空気を掴んでいるのが実感できます。
70dm近くの翼面積と楕円翼端効果の翼端失速遅延特性で離着陸が本当に楽に行えます
それとは相反するスナップ、スピン性能も通常のスタント機と同じ様に綺麗に演じます。

機体製作について。
従来のスタント機(当社比)と比較して驚くほど短時間で完成します。
生地完までは約2/3、塗装まで含めると半分以下で飛行まで漕ぎ着けます。
スケール要素を含んでいるからこそ出来る行程の省力化で実現させました。
例えば塗装作業で一番時間の掛かるマスキング作業が大幅に短縮出来ます。
また徹底した構造の見直しで最大級の大きさにもかかわらず軽量化にも成功しています。

・ベリーパンが無くカウリングをネジ止めするだけだから主翼に係わるベリーパンの処理が無い。
・キャノピーは後付けでOKなので先にコックピットを仕上げる手間や彫り込みが要らない。
・垂直付け根のバルサブロックの整形等が無い。

などの長年の完成機制作で掴んだ時間の掛かる作業を短縮出来る様に設計しました。
それこそ分単位で考えて設計してあります。
だからこそ完全国産バルサ製でありながらここまで価格を抑える事が出来ました。

この価格でこの飛行性能は本当にお買い特です。
自信を持ってSuper飛燕の性能向上型としてお奨め致します。

飽きのこないスケールスタント機を是非ご堪能下さい^^

太田様カスタム裏面旭日仕様機

水谷様 スペシャル迷彩仕様機


自家用試作機です。

クリヤまで終わりました。
後は研きを掛けメカ積みしてテストフライトします^^
国籍マークを白縁無しもやってみたのですが
イメージが私の好みでは無かったので入れ直しました。
やはり白縁ありがカッコイイです^^

上の写真が実際の色に近いです。
川崎系陸軍機色です。
上の写真はフラッシュ無しで撮ったら緑が濃くなってしまいました。



完全生地完成した五式戦乙型です。


正面から見た五式戦。
模型ではカウリング内に空気を流しカナード効果を最大限発揮させ
ローリング系の演技も簡単にこなせる様に設計しています。

陸軍五式戦闘機

昭和19年秋、陸軍で制式採用された三式戦「飛燕」は性能向上型のエンジン、ハー140の搭載を前提とした生産がスタートしました。しかし、機体が工場から出荷されても飛行機に搭載するはずのエンジンの量産が思うように進まず工場の外にはエンジンの到着を待つ仕掛品の機体、いわゆる「首無し機」が大量発生するという異常事態が発生していました。川崎航空機は陸軍に搭載エンジンの変更を提言を繰り返し、陸軍上層部は渋々エンジンの変更を指示します。理想的にはハ-140と同程度のパワーを持つ液冷エンジンを選択すべきだったのですがこれに唯一匹敵できたのは、愛知航空機の液冷エンジン「アツタ」のみでした。海軍でも「アツタ」を搭載した艦上爆撃機「彗星」のエンジン生産に頭を抱えて空冷エンジン「金星」に変更した彗星33型を登場させたばかりでした。

 結果として、エンジンの到着を待つ三式戦「飛燕」には100式司偵(偵察機)に採用されていたエンジン「ハ-112-U」の搭載が決定しました。皮肉にも、設計当初は日本屈指の高速戦闘機と目された「飛燕」は、海軍最速の艦上爆撃機「彗星」とまったく同じ運命をたどることになったのです。


 「飛燕」空冷化計画の設計主務は同機を開発した土井武夫技師が務めましたが、エンジン載せ換えには大きな問題が生じました。それはエンジンの外径と機体幅がまったく異なるために空力学的に不利になることでした。飛燕設計当初は液冷エンジンに合わせて、機体幅を84センチまでに絞っていました。仮に新しいエンジンをカウリング(エンジン覆い)付でそのまま機体に接続すれば実に20センチ以上の段差ができてしまい、視界・操縦性の悪化、最悪の場合は異常振動の原因にもなりかねませんでした。簡単な風洞実験の結果、エンジン外径に合わせて機体表面に新たな外装を肉付けし自然な流線型にすれば解決できるいう結論が出ました。この結論に至るお手本となったのが、研究用に輸入されたフォッケウルフ「Fw190」でした。

 昼夜兼行の突貫作業の末、試作1号機が1945年1月に完成し、翌2月には初飛行に成功しました。綿密な風洞試験などが大幅に省略された半ば博打に近い設計と製作でしたが、軽快な運動性と零戦以上の速度をマークした5式戦は川崎航空機の技術陣を大いに沸かせました。予想以上の性能に直ちに陸軍はこの空冷型飛燕を5式戦闘機として制式採用、「飛燕」の未完成機を5式戦へ改造するよう指示しました


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