Y;Tokyo FMをキーステーションといたしまして全国35局ネット。
  山下達郎がお送りいたしておりますジャックスカード・サンデー・ソングブック。
  本日は竹内まりやさんをゲストにお招きいたしまして「納涼夫婦放談」。
  今日は読むハガキみんな彼女のほうに行っておりまして私の手元にはほとんどないのでですね、
  調子に乗って彼女がしゃべりまくっておりますうちに時間がどんどん

T;そんなにしゃべってないよ^^;

Y;経っていくんですよ。でですね、やっぱりこういうシチュエーションですと、
 「レアアイテムを聞かせろ」とか、そういうものが多いんですよ。

T;あー、多いですねえ。

Y;だから、そういうものも少しご披露しないと、駄目だということでございまして。

T;そうなんですか?ここに来ております福岡県のコナガヨシカツコさん。

Y;珍しい名前ですね。

T;珍しい名前ですね。彼女からのリクエストはですね、
 「河合奈保子さんが歌った『けんかをやめて』の仮歌」
 「『NHKのみんなの歌』のなかで歌っていた歌。」かなり昔。
  たぶん、「アップル・パップル・プリンセス」ってやつだと思います。
  それから、「コンサートの冒頭で歌っていたオサリバンの曲」
  私、オサリバンの曲をコンサートの冒頭で歌った記憶はなくて、たぶんこれは
  シルバーの「ミュージシャン」をずっとしょっぱなで歌ってた記憶があるので、
  たぶんこれだと思うんですけど、それから、
 「『リンダ』の弾き語り」それから「ポテトチップスのCMの曲」というのがあるんですけど。

Y;言えばなんでも出ると思ってません?

T;でも、ポテトチップスのCMの曲はあったんですよ。

Y;それはありますよ。

T;ええ、だから、それを一応リクエストにおこたえしようかと。

Y;ジャックスさんのご好意で(笑)。これは1984年ですかね。

T;「ヴァラエティ」をやってた頃に作ったんですよね。

Y;あなたの曲ですね、これはね。

T;そうですね。

Y;あたしのオケですね。編曲は私です。'84年のカルビーのポテトチップスのCM、
  よくこんなの知ってますよね、しかし。

「カルビーポテトチップスCM曲」がかかる。

Y;あまりCMをやったことのない人ですけれども、そういった中のひとつ、
  カルビーのポテトチップスの1984年ヴァージョンを、竹内まりやさんの作詞、作曲。

T;やめてよ、そんなおうぎょうに言うようなもんじゃないって・・。

Y;そうか。

T;それで?

Y;福島県のゼンタアケミさん、よくくれますが、
 「お料理は何が得意ですか?達郎さんはまりやさんが作った料理のなかで何が好きですか?」

T;なにが好きですか?教えてほしいなあ。私聞いたことないなあ。

Y;留学時代に作った、あの、向こうのママから教わったラザニア。

T;はあ、あれが好きなの?

Y;これはなかなかすごいです。

T;はあ、なるほど。カッテージチーズを入れるやつですね。

Y;これが売り物だった、って感じがしますね。

T;そんなことないですよ。でも、あたし、煮物とかも結構自分では得意だと思ってるんですけどね。

Y;うまいほうだと思いますよ。

T;だしょ?

Y;ええ。イメージと全然違いましたけどね。やっぱり、料理を作れる人がどっちかというといいでしょ。

T;そうですか。

Y;そうですね。

T;がんばりまーす。

Y;えーっとですね、今年はアルバムを出さんと人に曲書いてるんですけど、あなたが広末涼子さんに
  シングル書きましてですね、それを自分で歌ってるやつを聴かせろという、今回はですね、
  竹内まりやさんがゲストに来るということでですね、色々な方が。

T;私、読んでたんですよねー。きっと来るだろうって。

Y;だれでも読みますよ。そんなことは。この番組ですからね。

T;そうだよね。すいません。でもね、デモテープを聴かせるっていうのはちょっと忍びないんで、
  一応「カラオケ半音落とし」ってやつを、ちょっと挑戦したんですよ。

Y;今は便利な時代でね、オケそのまま全部ハードディスクに取り込んでテンポを変えずに
  ピッチを下げることができるんですね。

T;すごいよね。

Y;すごいですね。それなので、そのヴァージョンを、今日は持ってきてもらいました。

T;一音落としだ。「とまどい」は。「MajiでKoiする5秒前」のカップリング曲なんですけど。

Y;オリジナルカラオケが通信カラオケ状態。

T;涼子ちゃんが言っているのと同じセリフも言ってますんで。

Y;しかし、ということはあなたのほうがキーが低いということですね、彼女よりね。

T;もちろんそうです。ええ。

Y;アルトですからね。

T;はい。聴いてやってください。

曲:「とまどい」竹内まりや

Y;広末涼子さんのデビューシングル「MajiでKoiする5秒前」のカップリングの曲でございますが、
  作詞、作曲竹内まりや。広末涼子さんの方がまりやよりもキーが高いのでですね、オリジナルカラオケを
  ハードディスクに取り込んで一音下げて、ピッチを下げてテンポを変えずにいっておりますので、
  ちょっとコーラスの雰囲気とかケロケロの、ケロケロの逆だ。ベロベロになってる・・なんだかよく
  わからん。なんでもいいんだ。なっておりますが、「とまどい」。

T;はい。リクエストをいただきました。(以下省略)ありがとうございました。

Y;人がほとんどゲストを呼ばないのでですね、人が来るとなかなか段取りが難しい。

T;難しいですね。

Y;そうです。何か話したいことありますか?

T;別にないですよ、もう。家で毎日話してますから。

Y;よく地方局行くとありますよね。「なんか話したいことある?」だけどさ、あーいうプロモーション
  番組とかでね、最近僕よく聴いてるんだけどさ、必ず言うのは、「最後にリスナーの方に

Y&T;メッセージをどうぞ」

Y;すっごい無駄だと思うよね。(このように聞こえたのですが、違ってたらゴメンナサイ。)

T;難しい。抽象的よね。

Y;今のお気持ちは?ってのはさ、この間も高校野球に勝った智弁のさ、インタビュー?
 「今のお気持ちは?」って、うれしいに決まってんだろって。

T;それを具体的にどう表現しろっていうのかなってのはあるよね。

Y;だって、インタビュー行くってのがわかってんのにさ、「この気持ちを誰に伝えたいですか?」
 「今のお気持ちは?」こういう番組だって全部そうじゃん。

T;うーん、なんとかさんに会ったらなんておっしゃりたいですか?とかね。

Y;「最後にリスナーの方にメッセージを」って、今言ってんだろって。・・なんか、人生公論みたいに
  なってきましたけどね、関係ないはがき。足立区のカノウカヨコさん、この方もよく頂くのですが、
 「先日流行のウクレレを買いました。」今流行ってるんだそうですよ。

T;なんかねー。

Y;「中学校のとき、フォークギターを買い、Fでつまづいた私ですが、今度はやるぞ!そこで、
  達郎さんお勧めのウクレレの曲があればお願いします。渋くてなおかつCDになっているもの。」

T;どうぞ。

Y;ウクレレもってきました。今日はね。

T;♪ソミラー

Y;なんつってもCDになっているもので一番我々の世代にお馴染みのものっていったら、
  加山雄三さんの「お嫁においで」。♪もしもこの船で〜

T;ちょっと違ってきてるけど・・。

Y;これが一番やっぱり覚えますね。

T;必ずそれ一曲目に覚えるよね。あたしもそうだったもの。

Y;これとあと「タフワフアイ」。♪〜

T;すごい歌詞だね・・。

Y;で、これをへんそう曲にすると、♪あ〜あんあやんなっちゃった〜

T;牧伸二になっちゃう。

Y;まあ、この二題ですね。あなた、何か他知ってますか?

T;ウクレレで?「アロハオエ」とかね。

Y;♪アロハオエ〜 なんでもありますね。

T;でも、流行ってんだよ、今。ほんとに。

Y;あ、そうなの?

T;うん、みんななんかウクレレ教室かなんか行ってんですよ。

Y;うっそ。

T;マジ。

Y;簡単だからかな。

T;うん、そうだね。手軽じゃない?すごく。

Y;僕も生まれて初めて弾いたのがウクレレだからね。

T;でしょ?必ず一家に一台はあったでしょ?あのころ。

Y;あります。これは、あの、お年玉で買ったんですけど。中学2年のとき。ギターだと   難しいからという、ね。

T;ウクレレ教室始まっちゃったんですよね。

Y;わかりませんですけどね。なんでこうなったかよくわかりませんですけどね。
  奥さん広末涼子さんでですね、旦那さんはKinki Kidsを書いたんですが、もう、私のお客さんは
  Kinki Kidsのシングル出る前から

T;デモテープ聴かせろって言うんじゃないですか?

Y;聴かせろ、本人が歌ってるやつを聴かせろ、と。そんなん聴いてどうすんだ。逆に、Kinkiの場合は、
  私のキーより低いので、

T;あー、逆なんだ。

Y;ええ、なかなか大変なんですが、で、あなたのは編曲が違うから、アレンジャーが違うから
  結局オリジナルカラオケ持ってきてやるけど、僕の場合は、一応自分が曲、編だから、アレンジだから、
  仮歌を僕がやらなきゃならないんですよ。で、あなたの場合は仮歌屋さんみたいなのがいるわけだよね。
  で、その人が彼女、広末涼子ちゃんが聴くように作ってあるわけでしょ?

T;キーが合えば自分で歌うけどね。

Y;歌うけどね。だから、キーが合わない場合?で、まあ、僕の場合、ごまかしごまかし自分で
  松本隆さんが作った詞をね、自分で歌ってるっていう、あれなんで、だから僕はあの今週はまず
 「Kissからはじまるミステリー」をね、

T;聴きたいねー。

Y;これはだから、あの、ちょうど松本さんが詞を書いて来てくれたときの剛君と光一君に
  渡したテープです。

T;あー、じゃ、彼等はそれを聴いて練習したんだ。

Y;ええ、これを聴いて練習したんです。ので、色々と最初のあれなんでラップの譜割とかが
  全然違うんですよ。

T;へー、どういう風に変貌したかがわかるんですね。

Y;そうです、ま、だから、話のタネと。

T;なんで落語調になるのよ。

Y;これは、落語調というよりか政治家調という。まあこれは・・。よくわかりませんですけどね。
  えー、そんなわけで、この続きはまた来週・・

T;なんだよそれ・・、かかんじゃないの?

Y;いや、かかりますよ。この続きはまた来週ですけど、今日の最後は・・・。

T;あっ、そうですね。

Y;一時間なんてあっという間なんですよ。

T;ですねえ。全然何か内容ないなあ。

Y;いいんですよ、たまには。いつもは内容濃いんですから。

T;どういう意味だよ(笑)。よくわかんねー。

Y;(笑)♪あ〜あんあやんなっちゃった〜 
  今日はこの辺で。来週もひとつ、竹内まりやさん宜しくお願いいたします。

T;宜しくお願いします。

Y;でも、今週結構しゃべったでしょ?

T;かもね。

Y;こんな気がするでしょ?来週もっとしゃべってもらいますからね。

T;はーい。

Y;そういうわけで、今日の最後は、お待たせいたしました。(以下省略)時間がなくなりまして
  割愛させていただきますが、たくさん頂きまして本当にありがとうございます。
 「Kissからはじまるミステリー」山下達郎ヴァージョン。

曲とCMのあといよいよエンディング。次のページではオンエア曲の一覧を掲載。

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