「ケイゾク」ってみなさんご存知ですか?1999年1月〜3月までTBSで放映された刑事ドラマです。
映画になった(「ケイゾク/映画」)ということで、にわかに興味を持っていたところ、再放送されているので毎日欠かさず見ています。 ご存知無い方の為に、簡単に紹介しておきますと、警視庁の捜査一課にはエリート集団の一係と一係で解決出来なかった事件を継続捜査する二係があります。 このドラマの舞台は二係で、そこにキャリアとして研修のために配属された東大出の新人警部補・柴田が毎回迷宮入り寸前の事件を解決するという話です。 このドラマは二係が舞台なので、一係はエリート集団ということですが、一つも事件を解決しません。それどころか、二係の柴田や真山(柴田の教育係?)が解決した事件の犯人を逮捕するためだけに現れるハイエナの様な連中です。
こんな感じで毎日再放送をビデオに録って見ていますが、本放送は実は一度も見たことが無かったのです。かつては「ドラマのTBS」と言われていた時期もありましたが、今では残念ながらパッとしません。そんなわけで、TBS系のドラマは殆どノーチェック状態だったわけです。
話は元に戻りますが、映画になるということで(多分見に行けないだろうけど)事前にチェックしておこうかと思い、レンタルビデオ屋に行くと貸し出し中でした。日を改めて借りようと思っていたところにチューリップテレビで再放送が始まりました。午後5時からの放送なので、残念ながらビデオの留守録に頼らざるを得ませんが、妻と一緒に、子供達が寝静まった後に見ています。 (2000.03.17)
いよいよ本日は再放送の最終回。否が応でも期待が高まります。ただ、残念なのは7回までの一話完結方式を採り続けなかったが悔やまれます。確かに真山の過去の事件はバックグラウンドとして盛り上がってきていましたが、4回にもわたって延々とやるのはどうかと思いました。 あと、謎の組織SWEEP。いくら組織(警視庁)を守るためとはいえ、あんな簡単に発砲してもいいの?テロリストと何が違うの?っていうイヤな感じがしました。(警察の組織ぐるみで内部不正の露見を隠してきたのが噴出している昨今、ある意味では時事ネタか?) きっといろいろな疑問が最終回で解き明かされるのでしょうけど、見るまでは気になるなぁ。本放送を見ていたら、こんなにわくわくできなかったでしょうから、ひょっとしてちょっとだけ得しているのかも。 (2000.03.23)
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