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四、基礎的な接遇技術及び介助技術
お出かけ介助Ⅰ
内部疾患への対応や、暑さ・寒さなどへの備えを忘れずに

外出する

 外出することで運動機能の衰えを抑えたり、外の空気や風景に触れることで生活意欲の向上につながる効果があります。
ただし、心臓病や高血圧などの内部疾患のある人は、主治医のアドバイスを受けて、適した外出方法や外出時間などを把握
しておきます。夏場の熱射病や脱水、冬場のかぜなどに注意し、必要な準備をしておくことも大切です。夏は午前中の涼しい
時間帯に、冬は昼過ぎの暖かい時間帯を選びます。寝不足やふらつきが見られる場合は、外出を控えましょう。

 外出時の服装を考える
 動きやすく、寒暖の調整がしやすい服装にしましょう。
屋内では生活しやすい環境に気を配っていても、一歩外
に出ると、様々な障害物があることを意識してください。 

 外出着の色やデザインは本人の好みを優先します。
ただし、袖やすそなどがたるむようなものは、ガードレ
ールの端にひっかけたり、自分ですそを踏んで転ぶ危
険もあるので注意しましょう。
 
自動車のドライバーから認識できるように、
はっきりした色使いのものを身につけます。
服装が地味なら、杖(つえ)などの色を工夫
しましょう。
   車いすで外出する際は、座ったときに背中が
出ないように、セーターやシャツは長めのものを。
冬場は介助者が感じる以上に手足が冷えるので、
手袋や厚手の靴下を。ひざ掛けやフットレストに乗
せるマットなども用意しましょう。

上着は身体を締めつけず、軽くて、
吸湿・保温にすぐれた素材のものを選びます。
 
靴は伸縮性があり、軽くてすべりにくいものを。
 
夏場は帽子、水分補給用のペットボトル
などを携帯します。
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