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四、基礎的な接遇技術及び介助技術
お出かけ介助Ⅱ
乗降のポイントは身体の向き。運転中は、本人の体調にも気を配る
自動車に乗る |
片マヒがある場合 このときも、車のフレームに頭をぶつけないよう注意してください。片マヒがある方や足腰が弱ったご高齢者には、電動で回転し、座位が下がるタイプが便利です。無理のない姿勢で乗り降りが可能となり、介助者の負担も大幅に改善できます。 |
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【1】よいほうの手で車のフレームを持ち、
頭をぶつけないように腰を下ろします。 |
【2】マヒ側の足を手で持ちあげます。 |
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車いすからの乗り降り | |||
【1】
車いすを車体に対して30度の角度でつけ、
ブレーキをかけてフットレストをあげます。 アームレストが跳ねあげ式のものは、車 側をあげておきましょう。 |
【2】
介助者は本人の前方に立ちます。
ドアに近いほうの足をやや引き、手 を介助者の肩に回してもらいます。 |
【3】
介助者は本人の肩甲骨を支え、おじぎを
するようにして立ちあがってもらいます。立 った状態で足を踏み換えながら、車の座席 にお尻を向けます。 |
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【4】
おじぎをするように頭を下げ、ゆっくり
と腰を下ろした後、片方ずつ足を入れ ながら、身体を回転させます。 |
【5】
介助者が腰骨を支えたまま、横座
りをします。頭をフレームにぶつけ ないよう、介助者の腕を本人の頭の 上に持ってきてカバーしましょう。 |
【6】 降りるときは、乗るときの動作を逆か ら行います。車いすを車体に対して30 度でつけたとき、アームレストをあげて おくのを忘れないようにしましょう。 |