Last Update : 2003/12/17
Topへ戻る


東京魔人学園剣風帖って?_φ(.. )



背景

 時は1998年。場所は東京。
 新宿区の真神学園に謎の転校生(あなたです。あなた!)が転校してくるところから物語が始まります。
 ちなみにどのあたりが謎かというと、容貌、身長、体重は元より性格、好みの女性(男性?)のタイプ、口調など全てが謎。
 ただし、名前、出身地、生年月日、血液型は自分で決めることができます。
 また、主人公の性別はゲーム上、です。
 謎の転校生であるあなたは右も左もわからない状態から、半ば状況に流されるように降りかかる火の粉(不良やコウモリや刀を持った通り魔)を振り払ううちに、いつのまにか積極的にトラブルに関与していくようになります。
 そしてそれを待っていたかのように各地に出現する仲間たち。
 さあ、あなたは彼らの協力を得て無事目的を達することが出来るでしょうか?
 え、あなたが東京に転校してきた目的は何かって?
 それはです。
 (だって謎の転校生だから・・・ね。まあ、せいぜい頑張って最終ボスを倒してください)


ゲームについて

 このゲームはアドベンチャーモードとシミュレーションモードに分かれています。
 アドベンチャーモードでは人々と会話し仲間に引き入れ、さらに仲間との親密度を上げていきます。
 シミュレーションモードでは仲間と一緒に敵と戦います。親密度が高ければ戦闘能力が上がっていく仕掛けです。
 アドベンチャーの会話では当然選択肢が発生するのですが、笑えるのがその選択肢。
 通常のAVGではちゃんとした文章の選択肢があるのですが、このゲームでは主人公の感情が選択肢になっています。
 ちなみに選択肢になる感情は以下の9つ
 【愛】、【喜】、【友】、【同】、【悲】、【冷】、【怒】、【悩】、【無】
 この選択肢が相手構わず発生するんです。
 それこそ、相手が敵であろうが、男であろうがお構いなしに!
 もうお分かりでしょう。
 このゲーム、相手が男の場合でも【愛】が入力可能なのです。
 さあ、あなたも禁断の愛の伝道師になりましょう!(←ウソだってば!)
 (まあ、このゲームって男女問わず【愛】を入力した時のリアクションが楽しいんですけどね)

女主人公について 《重要》

 上記のように本来、このゲームの主人公は男性です。
 それに登場する女性キャラも魅力的なコが多いです。
 だから当初は主人公が男性だったのが、ごく自然に受け入れられていました。
 しかしこのゲーム、困ったことに女性キャラよりも男性キャラの方がさらに魅力的なヤツが多かったんです。 (それこそ、男の目から見ても惚れぼれするようなヤツがゴロゴロと・・・)
 さらに某雑誌で「主人公が女性だったら」って感じのイラストが掲載されるに到り、それこそ「あっ」と言うまに女主人公のSSが蔓延するようになったのです。
 だから、そこのあなた。
 決して、ゲームで性別が選択できないと怒ったり、実は裏技で女主人公が出来るんじゃないかと思って攻略本を漁ったりしないように。



キャラクター考察(ネタバレ覚悟!!)

のっぺり&ちゃんちゃん☆のそれぞれの偏見に基づくキャラクター考察。

蓬莱寺 京一美里 葵桜井 小蒔醍醐 雄矢遠野 杏子
雨紋 雷人高見沢 舞子藤咲 亜里沙裏密 ミサ紫暮 兵庫
如月 翡翠アラン 蔵人織部 雪乃織部 雛乃マリィ・クレア
赤井 猛黒崎 隼人本郷 桃香霧島 諸羽舞園 さやか
劉 弦月壬生 紅葉村雨 祇孔御門 晴明芙蓉
比良坂 紗夜マリア・アルカード犬神 杜人天野 絵莉岩山 たか子




東京魔人学園符咒封録について

ゲーム紹介(背景、内容)ゲームデータ


ゲーム背景orストーリー

 符咒封録は東京魔人学園剣風帖の外伝です。
 舞台は、この世界との東京都は異なるもう一つの別世界の「東京」。
 剣風帖にて柳生に斬られて意識不明になった主人公は魂だけが別世界に迷い込んでしまう。
 その世界は過去現在未来の人々の様々な『想い』によって形作られている世界。
 そこで主人公は『想い』を咒符として扱う符咒士となって戦うことになるのだ!
 仲間ですか?
 いや、いるにはいるんだけど。
 やっぱりカードバトルってことで自分ひとりで戦っているイメージが強いんで……
 (……ストーリー紹介になっていないじゃん!)


ゲーム内容

アドベンチャー部

 ストーリー紹介は投げやりになっていましたが、基本的には剣風帖の雰囲気そのままでゲームを楽しむことができます。
 今回仲間になる2人との会話も相変わらず楽しいです。
 このシリーズってシリアスはシリアスでいいんですが、同時にありきたりの会話の中で「らしさ」を出しているとこが面白いですよね。
 ただ、やはり一連のシリーズを見ていなければわからないってとこは止むを得ないですが。
 符咒封録でアドベンチャー部ではじめて「魔人」を楽しめた人には是非、剣風帖をプレイしてほしいところです。

カードバトル部

 このゲームの肝。
 剣風帖でアドベンチャーとシミュレーションが6:4だとするならば―――
 符咒封録はアドベンチャーとカードバトルが1:9といったところ。
 文字通り要です。
 で、そのカードバトルとは何ぞや?と言うと―――
 自分のターンでプレーヤーが互いの手札から「場」に人物符を出していき、相手プレーヤー(敵符咒士)か敵符咒士への攻撃を妨害する敵人物符を攻撃していき、最終的には相手の人物符のライフをゼロにすれば勝ちになるというものです。
 なんのことはない、遊戯王やデジモンみたいなものですね。
 ちなみに手札は種類は前述の「人物符」の他に―――
 戦闘を補助する「法術符」
 人物符に取り付いて戦闘を優位に運ぶ「憑依式神符」(以下「憑依符」)
 場に結界を張り人物符全体に影響を与える「結界式神符」(以下「結界符」)
 人物符の摩尼能力の発動に欠かせない摩尼レベルをコントロールする「土地符」
 などがあります。

 楽しみの1つとしては、人物符、法術符、憑依符、結界符、土地符によるデッキの組み立てと言うのがあります。
 「デッキの組み立て」と書くと結構面倒そうに聞こえますが、最初のうちは人物符を頭数だけ手札に揃えておいて場に出していけばなんとかなるということです。
 後は人物符の能力を生かすためにその他の符を活用する事位。
 最初はそれが出来れば十分です。

 以上のようにこのゲームでの主役は人物符なのですが、その人物符には当然剣風帖や朧綺譚、退魔陣(CDドラマ)、双龍変(ノベル)の登場人物が出て来るんですよ。
 その数、実に130種類!
 しかも、単純に数値として強さ(攻撃力、耐久力、素早さ)だけでなく、原作に沿った様々な基本能力、摩尼能力を有しているのです。
 (例えば、「二重身(紫暮兵庫)」の場合は【分身】【吹飛】の基本能力を持っている)
 まあこれだけでも凄いのですが、さらに凄いのは。
 カードジェネレーション。
 カードジェネレーションと言うのは、人物符の性能が、「人物符名」の他に「背景」と「シンボル」の要素が加わって最終決定されるシステムを言います。
 そして同じ人物名でも、背景やシンボルが異なるコトにより、強さ(攻撃力、耐久力、素早さ)が変動し、様々な特殊能力が付加されます。
 つまり、同じ人物名でも背景(36種類)やシンボル(16種類)が異なれば全く別ものになるということなのです。
 実質、人物符の数×576種類だけ種類が存在するコトになるのです。
 実際、1度手に入れた人物符でも、全く性能が違う人物符を見付けた瞬間はかなり嬉しいですから。

 このように、符咒封録は「デッキを組む楽しみ」と「カード集めの楽しみ」という2つの要素を持っているゲームと言えます。
 しかも、一旦デッキを組んだ後でも、後でより強力な人物符が手に入ればさらに強いデッキを組む楽しさが増えます。
 しかし自分で強いデッキを組んでおきながら言うのですが、周囲に同志がいないんですよね。
 ちょいと残念です。(いや、自前でロムカセットを複数持っているのが悪いって説もありますが)
 それと、やはりカード集めってのも限界があって……
 使える人物符が集めるというのはいいんですが、カセット内の枚数が最大999枚なので、それに収まるように削除しなければいけないのが辛いところです。
 なんせ、全種類の人物符を集めるとなると61000種以上になる計算ですから。
 できれば、PS2などに移殖してメモリーカードに保存できるようにならないかなあと考える今日この頃。
 ロムのデータ飛びも怖いしねえ、ホントに。

追加:↑などと書いた2日後にGBAに移殖の情報が! 聞いた時にはひっくり返るかと思いましたよ。




東京魔人学園外法帖って?



ただ今文章構成中・・・・。



私的外法帖キャラクター考察(ネタバレ覚悟!!)



・・・・・外れれば笑うッきゃないぞ☆

・・・・・一部偏見に基づいておりますv